ここでは今年最も輝いたソロミュージシャンに贈る。

優秀賞

小袋成彬

Shuta Sueyoshi

milet

LiSA

BIM

藤井風

あいみょん

MIYAVI

秦基博




大賞

米津玄師


圧倒的存在感。圧倒的王者感。盤石な戦略と人気を誇る米津玄師は、散々語りつくされたストリーミングとフィジカルの問題を一蹴させた。リリースを前にしてミリオンを達成した後にリリースと同時にストリーミング配信も全作品解禁し、ありとあらゆる楽曲がチャートを席巻した。同時に過去の楽曲もフィーチャーされ、(もう何度目だろう)米津玄師ブームをつくりあげた。これほどに彼の思うつぼな一年はさすがに今までの比ではなかったのではと思う。それくらいに完璧だった。Lemonがてっぺんだと思っていたのに、まだまだ更新していく。そしてどんどん我々のような面倒くさい音楽ファンを唸らせ黙らせていく。手も足も出ない。まさにトップに君臨する男。その感想しかもはや思いつかない。

総評
藤井風のような超新星、リリースを待ち望まれていたあいみょん、一世風靡したLiSAなど豊かなメンツが揃ったが、中でもAAAのShuta Sueyoshiはもっと語られるべき存在だったと思う。類い稀なる才能と実力がいかんなく発揮されたソロ作品は、どのジャンルの音楽通が聴いても絶賛せざるを得ないほどの完成度だ。中毒性のあるリフレインとサウンドで、どんどん引き込んでいくのが魅力である。これを機にぜひ一人でも多くの人に届いてほしいアーティストである。miletは去年から知名度をぐんぐん伸ばしていて、いまTHE FIRST TAKEなどの流行もあいまって、魅力的なボーカリストが表舞台にどんどん表れてきている印象を受ける。その中でもmiletは格別で、こればかりは天性の歌声としか言いようがなく、その優れた才能をいかんなく発揮している。音楽性の幅がもう少し広がれば、確実にこの咲10年を代表するシンガーになれる。

2020年間音楽賞一覧に戻る