好きな人がいたとしましょうよ。んでカラオケ行くじゃないですか。そしたら愛の歌歌いたくなるじゃないですか。知らんけど。でもなるべくセンスいいのを歌いたいじゃないですか。大貧民負けたくらいでマジギレしてくるクソヤンキーの夜空に響かせた愛の歌とかヤバいでしょ。軋むベッドの上できつく躰抱きしめあうのもちょっとトレンディドラマじゃあるまいし。

曲自体に罪はないけど、2019年に歌う愛の形としては少々そぐわないことが多いと思うので、日常を大切にしたい男性の人たちに送る、好きな子に想いを伝えたい時に歌うとセンスが良く思われる曲を3つ紹介する。ちなみに筆者はどれも歌ったことないし好きな人にカラオケで想いを伝える予定も全くないので完全なる妄想という前提は先に伝えておく。あと、伝える相手の女の子はサブカル女子でもバンギャでもパスタ作った家庭的なやつでもなく、あんまり音楽を知らない普通のちょっとだけセンスのある女の子を想定している。

星野源 「くせのうた」

星野源といえば「」とか「ドラえもん」とかそういうイメージが強くて、「え!こんなしんみりとした曲あるの!?」と音楽に詳しくない女の子なら新鮮に感じてくれるはず。しかも日常系の歌で、「くせを知りたいけど引かれるかな」と心配したり、同じ顔して同じ日々を生きてるけど「全部知りたいと思うには全部違うと知ることだ」と真理に近い深〜いことを言ってくれるので文学的な雰囲気もあり空気は最高。のはず。私のシミュレーションではそうなっている。知らんけど。

ハナレグミ 「おあいこ」

ハナレグミの曲はたくさんあれど、あえての提供曲を歌う。ラッドの野田さんが作った曲だよ、と言えば反応もよくなるだろう。ハナレグミもバタ犬も知らないから、女の子は。
要するにいっぱいたくさんあなたからもらってるんだよ!と言っている。だからおあいこだよ!って。いやいや、おあいこじゃないよ!っていうやりとり。歌え。そんでもってラスサビで原田郁子役としてコーラスに参加してもらえ。クラップしながら「おあいっこおあいっこ」って言ってもらえ。なんだよクソ楽しそうだな。

19 「以心伝心」

もう少しクサく行きたい人。羞恥心とかない人。ドラマ見過ぎな人。恋愛したことない妄想癖のある人はこれくらい歌ってはどうだろう。どうなるかは知らない。でも言えるのは湘南乃風よりかはマシってこと、なぜか遠距離っていうリアルとは違うテーマで若干重さを軽減しているってこと。これは確かなので「古っ!」とか「誰っ!」って声は無視して歌いましょう。ちなみに私なら絶対歌わない。この曲は歌ってもこの曲を誰かに向けてなんて歌えない。どんなチョイスやねん。
ということでどうなるかは私もシミュレーションしきれないのでやってみ。んで結果教えて。



ということで3つしか挙げなかったけどこれ以上は書いてるこっちがしんどくなるので後は適当に歌っとけばいいと思う。好きなもの同士なんかもうどうせ何歌っても感動するし。あ、でもクリープハイプだけはやめろよ!!絶対だぞ!!そこのメンヘラ女!!嬉々として歌ってんじゃねえ!!!