2021年アーティストブレイク予想

「これはバズるぞ2021」とは、日本テレビ系列の音楽番組「バズリズム」が毎年年始に放送している企画で、誰だかよくわからんがとりあえずその辺の筋の人たちからアンケート取って「これが2021年ブレイクしますよ!」と思うアーティストをランキング形式で発表するものだ。年々話題になり、「的中している!」「お目が高い!」と大騒ぎの年もあれば、当該ファン以外は嘔吐した年度もあり、この企画を通して「音楽業界は誰を売りたいのか」がよく透けて見える素晴らしい企画である。そんな”これバズ2021″を今年は放送前に私が1位を予想してみようというもの。外れてもおとがめなし、当たったらこの記事がバズってくれればいい。これバズ2022に紹介してもらおう。

ちなみに歴代1位は
2016上半期 WANIMA
2016下半期 My Hair Is Bad
2017 ヤバイTシャツ屋さん
2018 CHAI
2019 King Gnu
2020 Novelbright

となっている。2020年のランキングを振り返っても、やっぱり現場からの支持が熱いアーティストがランキングに入りやすく、かつラフに推せるアーティスト、特にバンドが多い傾向にあるので、そこを手掛かりに考えてみる。

藤井風

一発目にして大本命。正直これが1位ならちょっと遅い気もするが、まあ2019でKing Gnuがあり得るくらいなので、藤井風も十分考えられる。去年デビューアルバムをリリースして、もうラジオ局では彼の曲が鳴りやまない状況ではあるが、テレビ露出もなく、知名度もおそらく低いので、去年の衝撃で多くのメディア関係者や業界の人がこぞっていれるのでは。

秋山黄色

ここらあたりのジャンルのアーティストも一組あり得そうなので、その中でも飛び抜けている印象のある秋山黄色。若い人の支持も熱く、パンクロックのような疾走感のある楽曲もあるのでロックファンからの投票もあるかもしれない。

Faith

こちらもラジオ局プッシュが止まらない印象のFaith。洗練された楽曲にのせた流暢な英語は、ポップロックとパンクの間を往来する軽快なバンド。とても聴きやすく、馴染みの良いバンドなので、これも人におススメしやすく、投票が集まるのではと勝手に予想。

Friday Night Plans

そろそろランクインしてしかるべき。

空音

どうせバリエーションを気にするだろうから、にぎやかしでラッパーをねじ込んでくるだろうと予想。その餌食になるかわいそう(でも喜ばしい)アーティストは空音一択じゃないだろうか。1位はさすがにジャンル的にも厳しいが、勢いもあるし、コラボも数多く知名度をどんどん伸ばしているので上位は狙えるはずだ。

Doul

こういった実力派の若手シンガーはテレビは紹介しやすく重宝しがちである。いじわるな言い方をしたが、実力は言わずもがなで、世界路線でも可能なくらいの、将来性抜群のアーティストだ。

gato

これくらいいってくれ頼むから。それくらいできるでしょバズリズム。これは個人的願望です。

BREIMEN

こちらもあちらこちらで名前が上がる今キテるバンドのひとつ。ここらもベスト20くらいには入ってきそうなので一応。

まとめ

散々書いてきたが、私には投票権おろか、今年もこのアンケートがあるのかどうかすら知らない上に、関西在住なのでOAが東京より数週間遅く、すっかり話題に取り残された後で一人ぽつりと深夜に見ることになるのだ。悲しいね。
てかこれでVaundyとかだったら怒るよ。あえて入れてないんだから!