何を思ったか、SAWシリーズをNetflixで観てしまった。グロいものは厳禁なのに、つい。
しかし、評判が高い一作目はnetflixになかったので2から。どうせ単発ものだしそんなに関係ないだろ、と踏んで鑑賞。

低予算にもかかわらず斬新なアイデアと奇抜なストーリーが評判を呼び、大ヒットした「ソウ」の続編。出口のない家に監禁された者たちが、“ジグソウ”の仕掛けた凄惨な“ゲーム”に翻弄されてゆく。前作で監督・脚本を担当したジェームズ・ワンとリー・ワネルは製作総指揮に当たり、新たに監督するのは新鋭ダーレン・リン・バウズマン。

結果的にいえば大事なところは目を伏せていた。痛々しい場面はやっぱりしんどい。でもそれ以上にストーリーにどきどきしてしまった。主人公エリックとジグソウの緊迫したやり取りに思わずのめり込んでしまう。



前作の評判が得動かったので続編を作ったみたいだが、評価はひとによりけり。通な人はやはりものたりなさもあるらしい。
確かに、この10数年間、ソウのイメージだけが独り歩きして私の脳みそに入り込んでいたから、もっとトリッキーな仕掛けと地獄みたいな展開(例えば冒頭で生きるために自分の目の奥に隠された鍵を自分でほじくり返して取るとか)を期待していたが、わりと見たらわかる痛いシーンばかり。あとは内部でもめまくるので、密室でおいかけっこにもなるし。

要するに息子を助けるために居場所を聞き出そうとするヒステリック警官と、それをもてあそぶジグソウの構図。ラストのどんでん返しは確かに話題になりそうな、すごくおもしろいオチだった。

ただやっぱり作風とかがあまり好みでもなかったので(基本的に暗い汚い部屋がずっと続くのは苦手)、おすすめはしません。ま、名作&有名過ぎて今更ここで何か言って変わるわけでもないが。