デヴィッドフィンチャーが監督した1995年の作品。若きブラッドピットが拝める。かっこいい。
この作品でデヴィッドフィンチャーの名が知られるようになった、というのは知っていたが、この映画はまだ見たことがなかった。
退職を間近に控えたベテラン刑事サマセットと若手刑事ミルズは猟奇連続殺人事件の捜査にあたる。犯人はキリスト教における7つの大罪に基づいて殺人を繰り返していることが明らかに。やがてサマセットとミルズは容疑者を割り出すが、その人物に逃げられ、さらにミルズの素性が知られていたことも発覚する。そしてさらなる殺人事件が続いた後、驚愕の事態が……。独特のビジュアルセンスとダークな物語が話題を呼んだ戦慄のサスペンス・スリラー。
引用元: 映画.comより
ラストが後味悪いという事で有名だが、鑑賞後、なるほどそこにオチるのかと、確かな後味の悪さをじっくり味わった、
この作品はとても有名なので、解説・解釈は多くされているが、そもそも何言ってるのかわからない、という人も多いと思う。私もそうだ。七つの大罪とか言われても意味がわからない。アメリカ映画はすぐキリスト教や聖書を用いるから宗教に疎い我々日本国民には中々つらい。映画コメンテーターや評論家のような、そんな豊富な知識があるならさぞ楽しいだろうが、私にしてみたら、モーガンフリーマンが「これを読んどけ」とか言い出したところで一時停止してググるほかないのだ。ということで、めちゃめちゃ簡単に、私が調べた先のウェブサイトを紹介しておくので、セブン観ながらリンクを踏んでいってほしい。
ミルトン – 失楽園・・・イギリス文学の最高傑作!ミルトン『失楽園』5分間あらすじ
七つの大罪・・・七つの大罪 – 悪魔、序列、英語、ラテン語などを一覧で紹介
バプティズム・・・パプティズムとは
スリリングな展開とサイコパス役のケヴィンスパイシーの静かなる狂気っぷりに戦慄する。
そういえば今回の刑事、モーガンフリーマンとブラットピットの組み合わせはやはり「冷静な上司と熱血漢の部下」的な構図だった。ドラマ「相棒」でも杉下右京と亀山薫はその構図だったし、刑事ものはやはりこれがセオリーなんだろう。じゃあこの構図に至ったのはどこからが始まりなんだろうとも思ったり。だれか詳しい人教えてください。
