2月に聴いたアルバムをまとめました。アーティスト名 – アルバム名、の順に表記しています。
曲 構成 ノリ メロディ 中毒性 後味 表現力 好き=総合点
の80点満点で暫定的に評価。アルバムの出来不出来を表したものでなく、あくまで自分の好みを数値化するためにつけた点数なのでご了承ください。ではどうぞ。

ポルカドットスティングレイ – 有頂天 (3 3 6 6 4 3 3 3=31)

the shes gone – DAYS (6 5 4 5 3 4 4 4=35)
ORIGINAL LOVE – bless You! (7 5 6 5 5 6 5 6=45)
酒井尚子 – The Light (7 7 5 7 5 5 5 6=47)
大橋トリオ – THUNDERBIRD (8 6 5 6 5 5 7 6=48)
KEIJU – heartbreak (6 6 6 7 6 6 6 6=49)
CHAI – PUNK ( 8 7 8 6 6 5 6 6=52)
Black Boboi – Agate (6 8 6 6 7 7 7 6=53)
ドミコ – Nice Body? (7 7 8 6 7 6 7 7=55)
BaseballBear – ポラリス (7 5 7 8 7 7 7 8=56)
TTUD – TTUD (7 7 7 8 7 6 7 7=56)
ONE OK ROCK – Eye of the Storm (7 7 7 8 6 7 8 8=58)
kolme – Hello kolme (8 6 7 8 7 7 8 7=58)
Predawn – Calyx ( 8 8 6 8 8 8 6 7=59)
マカロニえんぴつ – LiKE (9 7 8 8 7 7 7 7=60)

マカロニえんぴつって名前がもう嫌いだったし、MVもなんか苦手で無視対象だったんだけどその偏見は全くの間違いだったようで。このミニアルバムはおもしろい。決してトリッキーなことはしていないけどワクワクさせてくれる。

VaVa – VVORLD (8 8 7 9 7 8 8 8=63)

やってくれたなVaVa。今の時代のムードもしっかりとらえつつ独自性もある。おもしろい歌詞となじみある言葉ですっと心に入ってくるチョイスセンスは本当に素晴らしい。
Chapterとか、日本語だけどそのまま海外へもっていってもいいんじゃない?って思ってしまうほど。韓国語のラップも中国語のラップもいけるなら日本語はこんなかんじでまくしたてるようにではなくメロとの相性で勝負してほしい。

あいみょん – 瞬間的シックスセンス (9 7 7 9 8 8 8 8=64)

とはいえ期待通りで期待以上だったのはあいみょん以外にいない。これほどカンペキに世間の期待を裏切らないアルバムは少ない。前作よりもぐっとポップ性とアレンジ力が増し、楽曲そのものの色彩豊かさが映えている。あいみょんらしさもらしくなさも全部あいみょんで、うわーあいみょんって名前せこいなあ!という謎の感想しかわいてこない。ちょっとさすがに昔のあいみょんがこうなるとは想像もつかなかったのは私だけじゃないだろうし、このまま突っ走ってほしいと願っているのも私だけじゃないはずだ。フェスのメインステージで、ぜひ。日本にも4人組バンド以外が、女性ソロがメインを張れるよう音楽シーンってとっても素敵だと思うので、ぜひその景色がひたちなかでうまれればいいなって思っている。

続いて洋楽。
曲 構成 ノリ メロディ 中毒性 後味 表現力 好き=総合点

Copeland – Blushing (5 4 5 5 3 3 4 4=33)
Gunna – Drip or Drown 2 (5 4 6 4 3 4 4 3=33)
Avril Lavigne – Head Above Water (5 4 5 6 5 5 4 4=38)
Emilie Kahn – Outro (5 6 5 5 4 4 4 5=38)
The End of the Ocean – -aire(5 5 6 4 5 6 5 6=42)
Puzzle – X Hail (7 5 4 5 5 6 5 5=42)
Star Horse – You Said Forever (6 7 5 5 4 6 6 4=43)
Lostboycrow – Santa Fe…Suburban Girl (6 6 6 5 4 5 5 6=43)
Better Oblivion Community Center – Better Oblivion Community Center (5 6 6 6 5 5 4 6=43)
Julian Lynch – Rat’s Spit (5 5 5 6 6 5 4 5 6=47)
Drake – So Far Gone (5 5 6 6 6 6 7 6=47)
Sharon Van Etten – Remind Me Tomorrow (6 6 5 6 6 7 6 6=48)
Station 17 – Ausblick (7 7 5 5 7 5 7 5=48)
stupid rich kid – Stop Me from Thinking (7 5 5 6 6 6 7 6=48)

Two People – First Body (5 6 5 6 5 6 6 6=49)

sneak – HighwayHyponosis (7 6 5 6 7 6 6 6=49)
Jessica Pratt – Quiet Signs (7 8 6 6 5 6 6 6=50)
Sir Babygirl – Heals (6 7 6 7 7 6 6 6=51)
Heartstreets – Why make sence (7 6 5 7 5 6 7 8=51)

あり。ありよりのあり。この点数は後にもっと伸びるであろう。

Hajk – Drama (8 6 6 8 6 6 7 7=54)
Lost Cousins – In Scenery (6 6 8 7 5 6 6 6 =54)

Aqualung – Additional Features (8 6 6 6 7 7 7 7=54)
ラストの曲「Blue」がどうにもこうにも好きでたまらない。

Ariana Grande – thank u, next (8 6 6 7 7 7 7 7=55)

優秀な作品ではあるけどもうひとつ自分としてのめり込める要素がなかった。
もう少し時間が経てば良さが増してくるのかもしれない。世界でベストヒットのアルバムなので好き嫌いはともかく一度は聴いておくべき作品。

Chaka Khan – Hello Happiness (9 7 8 8 7 6 7 7=58)
チャカカーンなんてもう80年代ど真ん中!というイメージだけが先行して聴く気もなかったんだけど、去年先行シングルででた「Like Sugar」を聴いあたら速攻でお気に入りになった。古くささはないけどチャカカーンらしさも失わない、良い具合に時代がミックスされてそれがむしろ最先端に感じる音楽を鳴らしている。どうやらピッチフォークはボロカスに評しているみたいだけど、個人的にはとても好きなアルバム。クラブでいまこそこの新しいアルバムを流してほしい。ノスタルジーではなく最先端のチャカカーンを。

 

Riziki – Nostalgia (8 7 8 8 8 7 7 7=60)

なんだこれよすぎる。60点は明らかな過小評価(自分でつけたけど)。ジャケットもいいよね。

 

RAT BOY – Internationally Unknown (8 7 9 7 8 7 7 8=61)

冒頭からかなりきてる。すごいいい。疾走感もディープな部分も良いバランスで混在している。

SWMRS – Berkeley’s on Fire (9 8 9 9 7 6 7 7=62)

色々出自ことを冒頭で紹介されがちなこのバンドだけど、シンプルにこのメロの良さは譲っているね。くどくないていどにメロディアスですごくテンポの良いアルバム。

Bring Me The Horizon – amo (9 7 8 8 8 7 8 9=63)

やっぱりどうしても同時期に同じジャンルの同じプロデューサーについてもらったこともあるONE OK ROCKのアルバムと比較して聴いてしまう。どちらも「史上最高にポップ」と評されているのに、方やグラミーにノミネートされ(そもそもの土俵が違うのはあるが)、方や本国のファンからは見放される割に世界的なウケもそこそこという結果に終わったのは、何が違ったんだろうと深く考える。ワンオクがバンドサウンドじゃないというなら今回のBMTHだったバンドサウンドが前面にない曲だってある。ときにベースではでない低音を打ち込みで出して
もバンド感は失わない。むしろそのダイナミックさと深度は増している。チープにならないその音の迫力に圧倒される。Grimesとのコラボの「Nihilist Blues」は低音でイケる。