音楽はエンタメであり、なくては生きていけないものである。という文言は聞き飽きた。
でも音楽ほど古代から人間たちが編み出した娯楽もない。お酒ができるよりもずっと前から人間は歌い踊っていたに違いない。人間の根源的な快楽なんだ。妊娠のため以外の性行為のほうがよっぽど後にできた快楽行為である。多分。

普段、ライブに行くことはしないのだが(それはもうすでにこの記事で書いたのでそれを読んでいただけると幸いである)それでもさすがにライブに行きたい。生でアーティストの演奏やパフォーマンスが観たい。そんな単純な欲求が満たされない人間の気持ちも少しは汲んでもらいたいところだ。ストレスといったら半端じゃない。でも誰も暴れないし無茶していないの、本当に尊敬できるし素晴らしいし、褒めてあげたい。自分も含めて。

でも止まない雨はないって言うじゃないですか。今は、今年は行けなくても、死ぬまでにまた絶対いけるんですよ、ライブ。絶対に。じゃあ今のうちに何を最優先で見るのか考えておこう。それで少し気を紛らわせておこう。
ということで今、私、ノベルがライブでみたいアーティストを数組紹介する。


BLACKPINK

K-POPの代表格、ブルピンことBLACKPINK。もう改めて紹介することもないほどに世界的な人気を獲得し、ルックス、スタイル、ダンス、歌、楽曲のみならずその姿勢にもスポットが当てられている彼女たち。強い。

K-POPなんて、みたいな風潮が今はあるのか知らないが、もし軽視されているかたがおられるなら、今すぐその認識は改めた方がいい。客観的な事実としてK-POPは世界で認められた最もイケてる音楽ジャンルのひとつである。同じアジアの日本人が成し得なかったことを次々と成し遂げる彼らを認めないのは、はっきりいって卑屈にもほどがあるだろう。

なぜ数年前の年末の京セラドーム公演の時に行かなかったのか、それはもう自分でも考えたくないし、訊かれたくない。とはいえ、よかったと思うのは、あの時より今の方が数十倍彼女たちが好きだし、今見たら絶対かっこよくて泣いてしまうと思う。そう考えれば今まで思いを溜めてきたことになるので悪いことでもないなと感じる。

リサが元々好きだったが次にジェニ、ロゼ、そして今はジスが好きである。順々に好きになるせいで全く自分の中のBLACKPINKムーブメントが終わらない。結局全員のインスタをフォローしてしまっている。

先日レディーガガに客演した「Sour CAndy」もキレキレなので絶対聴いてほしい。



milet

理由は言わずもがな、あの歌声を生で聴いてみたい!というもの。ヘッドフォン越しに届く彼女の歌声は熱っぽくドライで力強い。イメージとしてはSiaっぽさもあって、ダイナミックな曲に負けない表現力も備わっている。多分多くの人が彼女とセッションしたいと思っているだろうし、私もいろんな人とのコラボが観てみたい。

デビューアルバムの詰め込みっぷりをみれんば彼女の自信のほどが伺えるし、その中でも決して迎合しない独自性のある楽曲もたくさんあって、「え、これテレビパフォーマンスもしてドラマ主題歌歌う人の曲かよ」と思ってしまうほど。そういうアーティストは応援したくなる。
ライブで観たいと思うには、生で観るからこその付加価値があると信じられる人に限る。その付加価値は人それぞれなので強制も決めつけもしないが、自分にとっての付加価値とはまさにmiletのような存在の事だ。



Friday Night Plans

今年出てる楽曲が好み過ぎて早くライブで観てみたい。でも実はまだライブ映像すら見たことないんですよね。その辺はあえてお楽しみにとっておこうかと。どんな人たちかも知らずに1年くらい聴いてますが、想像は膨らむばかり。
聴いているとおかしなドーパミンがドバドバ出てくる感覚で、楽しいというよりは気持ち良い。海外のサウンドもがっつり吸収してかつアウトプットもできていて、こんなにすぐれた音楽生で聴かない理由がない。ライブアレンジとかもしっかりありそうなので、そこにも期待。
私のライブの楽しみ方はとにかく終始音楽に揺られ続けるような空間に身を委ねることなので、彼らはそれを実現してくれそう。
こんなこと書いてるとどんどん行きたくなってきた。懐かしいよね。行きたいよね。行きましょう。オンラインなんかじゃ物足りないんだよ。

まとめ

ライブに行きたいアーティストは当然だけどもっともっとたくさんいるけど、今回はこの3組にしぼってみた。元来ライブにたくさん行く人間でなくても恋しくはなる。さすがに選択肢が奪われている状態は辛い。
でも一生ライブがないなんてことはない。みんな努力して絶対またライブしてくれるはず。自分はなにもできないけど、開催された飛んで行きたいと思う。