「スパイダーマン」シリーズのトム・ホランド、「IT イット」シリーズのビル・スカルスガルド、「TENET テネット」のロバート・パティンソンら豪華キャストが共演したNetflixオリジナル映画。ドナルド・レイ・ポロックの小説を原作に、戦後アメリカの田舎町で暴力と欲望にまみれた人間たちが起こす負の連鎖を描く。オハイオ州の田舎町。幼い頃に両親を相次いで亡くしたアーヴィンは、祖母の元で義妹レノラとともに育つ。亡き父にまつわるトラウマを抱えながらも、愛する家族を守ろうともがくアーヴィン。そんな彼の運命は、世俗の欲にまみれた牧師、殺人鬼カップル、腐敗した保安官らの思惑と絡み合い、暴力の連鎖へと引きずり込まれていく。Netflixで2020年9月16日から配信。

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今大注目の俳優、ロバパティこと(?)ロバートパティンソンが激烈に腐っている牧師を演じている作品。これだけでちょっと観てみたいと思いませんか。私はそれが見たくてこの作品を選びました。

冒頭から暗いし静かだしなんか鬱々としているし、中盤からましになるかと思いきや、それぞれのトラウマが人生に絡んでくるわ、よきことは起こらんわでなんだこれ。

色んなことが連鎖していくのがこの作品。キャラクターはそれぞれ独立していて、各々の心情に従って悪事を働いたり復讐したりしている。でもそれが俯瞰的にみると、切っても切れない繋がりが見えてくる。図らずとも、連鎖しているのだ。父から子へ、暴力から暴力へ。時代背景も考えると仕方がないのかもしれないが、なんにせよ暗い気持ちになる。自分なら何ができたんだろうと考えてみるが。。。

短くてすみません!