セフレでいようと聖書に手を置いて誓い合った二人。もちろんそのつもりだったんだけどやっぱりお互いになんとなく離れるに離れられなくなっていく。主演はジャスティンティンバーレイク。2018年のハーフタイムショーにも出演した人気歌手。そして人気俳優。そしてうらやましい役ばかり。本当につまらない。彼はつまらなさ過ぎる。ジェラシーすら与える隙もない。新しいアルバム、「Man Of The Woods」も酷評してやろうと思ったけど、案の定それなりに仕上がっていて悪口一つ思い浮かばない。つまらない。つまらない男のセックスの映画なのにちょっと面白い。
ストーリーは日本の映画の方がよっぽどしっかりしているのだが、二人のキラキラっぷりにごり押されて最後まで見てしまった。
冒頭に今をときめく大女優、エマストーンが主人公の彼女役で出演。ほんとにかわいい。アメイジングスパイダーマンからの大ファン。それだけでこの映画の点数は10点ほどあがる。ちなみにジョンメイヤーの大ファンという設定。ジョンメイヤーとはアメリカのギタリスト。めちゃめちゃうまいので三大ギタリストの一人。大体の音楽好きの女はジャスティンティンバーレイクかジョンメイヤーが好き。目の前のジャスティンと別れを切り出しジョンメイヤーのライブへと走っていくシーンはなんともコミカルである。
この映画は展開が早いのと、ちょい役が意味わからないのが特徴的である。前半、スノーボードのハーフパイプの神、ショーンホワイトが本人役でカメオ出演する。そしてめちゃくちゃ口が悪くて嫌な奴なのである。中学生からのショーンファンの私としては彼のイメージが崩れてしまったのだがそれがまた妙に説得力があり笑ってしまう。最後にも再び登場し、また主人公に暴言を吐くので注目。
また、機内で「HEROS」シリーズで一躍有名になった日本人俳優、マシ・オカが登場する。そこでジャスティンと会話するのは、ハドソン川の奇跡について。ハドソン川の奇跡とは、2009年にアメリカの旅客機がニューヨークのハドソン川に不時着し、全員救出に成功した奇跡の航空機事故のことである。ジャスティンはなぜかその事故を「過大評価だ」と罵る。皮肉屋な一面を持つ。ちなみに筆者はそのハドソン川の奇跡をトムハンクスで実写化した「ハドソン川の奇跡」を鑑賞したばかりなので、ちょっと驚いた。
ポップミュージックも多く流れるのがこの映画の特徴。一覧表を作ったので参考にしていただけたら。
Janelle Monae – Tightrope
Philip Steir & Steppenwolf – Magic Carpet Ride(Steir’s Mix)
Kriss Kross – Jump
Rogue Wave – This Too Shall Pass
Greg Laswell – Take A Bow
Grant-Lee Philips – Boys Don’t Cry
semisonic – closing time
Train – Hey,Soul Sister
Steppenwolf – Magic Carpet Ride
Foster The People – Pumped Up Kicks
今回知った新しい単語がコチラ
となりのサインフェルド・・・アメリカの国民的コメディドラマ。
3EB・・・アメリカのバンド、Third Eye Blindの略。「Semi-Charmed Life」が代表曲。