「クレイジー・ハート」などの女優マギー・ギレンホールが長編監督デビューを果たしたヒューマンドラマ。エレナ・フェッランテの小説を基にギレンホール監督が自ら脚本を手がけ、2021年・第78回ベネチア国際映画祭で最優秀脚本賞を・・・
「映画レビュー」の記事一覧
第三百三十九回映画と音楽のレビュー~SHE SAID シー・セッド その名を暴け~
悪名高きハーベイ・ワインスタインをの悪行を世間に暴くために奔走する新聞記者二人の戦いの話。これがのちのMeToo運動に繋がり現在のフェミニズムの拡大の一役を買っている、確実に時代が変わった事件の一つ。なので多分この事件に・・・
第三百三十八回映画と音楽のレビュー~ゾンビランド~
このふたりがそろったらグランドイリュージョンを思い出すが、当然グランドイリュージョンの方が後の作品だ。エマストーンはもうこのころからかわいいし素敵だ。 新型ウィルスの感染拡大により、人類の大半がゾンビと化してしまった世界・・・
第三百三十七回映画と音楽のレビュー~ミーガン~
子どもを守るAI人形が引き起こす惨劇を描いたサイコスリラー。 おもちゃ会社の研究者ジェマは、まるで人間のようなAI人形「M3GAN(ミーガン)」を開発している。ミーガンは子どもにとっては最高の友だち、そして親にとっては最・・・
第三百三十六回映画と音楽のレビュー~ザリガニの鳴くところ~
全世界で累計1500万部を売り上げたディーリア・オーエンズの同名ミステリー小説を映画化。 ノースカロライナ州の湿地帯で、将来有望な金持ちの青年が変死体となって発見された。犯人として疑われたのは、「ザリガニが鳴く」と言われ・・・
第三百三十五回映画と音楽のレビュー〜ノーウェア 漂流〜
なにがなんだかよくわからないがとにかく地球がまずいことになって食糧難になって妊婦と子供は迫害される世の中になったみたいで慌てて亡命しようとする若い夫婦。妻は妊娠中。そんな時、あることがきっかけで二人は離れ離れに。さらに移・・・
第三百三十四回映画と音楽のレビュー〜バッドボーイズ〜
知り合いと映画の話をしていた時「ウィル・スミスと言えばバッドボーイズだよな」と言われ、は?なにそれ?と返事したのがきっかけ。その後はお前はそんなものも知らないのかと罵倒され、映画好きを名乗ることをこの映画を見るまで剥奪さ・・・
第三百三十三回映画と音楽のレビュー~オールド~
どんどん若返っていくのがベンジャミンバトンだとしたらどんどん年老いていくのがオールド、ってちょっと名前がストレート過ぎて定着のしようがないが、こういうひとつの大きな非現実的要素を軸に展開していくサスペンスは何歳になっても・・・
第三百三十二回映画と音楽のレビュー〜ゴジラ−1.0~
日本が生んだ特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」の生誕70周年記念作品で、日本で製作された実写のゴジラ映画としては通算30作目。「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズをはじめ「永遠の0」「寄生獣」など数々の話題作を生み出してき・・・
第三百三十一回映画と音楽のレビュー~ある男~
芥川賞作家・平野啓一郎の同名ベストセラーを「蜜蜂と遠雷」「愚行録」の石川慶監督が映画化し、妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝が共演したヒューマンミステリー。 弁護士の城戸は、かつての依頼者・里枝から、亡くなった夫・大祐の身元・・・