全世界で累計1500万部を売り上げたディーリア・オーエンズの同名ミステリー小説を映画化。

ノースカロライナ州の湿地帯で、将来有望な金持ちの青年が変死体となって発見された。犯人として疑われたのは、「ザリガニが鳴く」と言われる湿地帯で育った無垢な少女カイア。彼女は6歳の時に両親に捨てられて以来、学校へも通わずに湿地の自然から生きる術を学び、たった1人で生き抜いてきた。そんなカイアの世界に迷い込んだ心優しい青年との出会いが、彼女の運命を大きく変えることになる。カイアは法廷で、自身の半生について語り始める。

リース・ウィザースプーンが製作を手がけ、ドラマ「ふつうの人々」で注目を集めたデイジー・エドガー=ジョーンズが主演を務めた。音楽は「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」でアカデミー作曲賞を受賞したマイケル・ダナ。テイラー・スウィフトが本作のためのオリジナルソングを書き下ろしたことでも話題を集めた。

映画.comより

とにかくプロットがいい。最初から最後まで、おもしろい。話として面白いって当たり前だけど映画の最重要要素だなと改めて感じた。

主演のデイジー・エドガー=ジョーンズは長編映画への出演歴はおそらくほとんどないが、ミステリーさとワイルドさ、そしてあまりに不遇な虐待経験が表現されていた。人気原作の映画化に間違いないが、

そしてテイラースウィフトがこの映画のために書き下ろした「Carolina」がエンディングクレジットで流れると、この映画の答え合わせをしているみたいだ。誰が悪か、だれのせいか、何が真実か、このミステリーのあまりの周到さに舌を巻く。