残り2か月。12月からは年間ランキングに入ります。
曲 構成 ノリ メロディ 中毒性 後味 表現力 好き=総合
RHYMESTAR – ダンサブル 6 7 6 5 6 4 5 6=45
大森靖子 – MUTEKI 7 5 6 8 7 5 6 4=48
夜の本気ダンス – intelligence 7 6 9 5 6 6 7 6=52
ドミコ – hey hey, my my? 8 7 7 9 7 7 7=52
ドミコはずっと気にはなっていたけどちゃんと聴いていなかったアーティストの一つ。びっくりするくらいまともでヘンテコ。
パスピエ – OTONARIさん 6 6 7 7 6 8 7 6=53
SKY-HI 7 7 8 6 6 7 7 7=55
日食なつこ – 鸚鵡 8 7 7 6 6 8 8 7=57
ウルフルズ – 人生 8 8 9 7 6 6 9 6=59
ブルースをここまで忠実にやっているJPOPは他にいないのでは。ジャンルを独り占めし、唯一でありかつ最強のロックンロールがここにある。みたいな謳い文句つけたくなる。
東京カランコロン – 東京カランコロン01 10 7 9 9 7 7 6 7=62
PUNPEE – Modern Times 8 7 8 8 8 7 9 8 8=63
待望のアルバム。時代の空気観とマッチしたPUNPEEは、アングラ界からのみならず多くのファンを獲得した。ラップ=悪そうな奴は大体友達、というイメージがいよいよメジャーなところで瓦解しはじめている。
LUCKY TAPES – VIRTUAL GRAVITY 9 7 9 9 8 8 8 9=67
SUSHIBOYS – NIGIRI 9 7 9 8 10 9 8 8=68
PUNPEEが緩い空気観を持つラッパーならば、SUSHIBOYSはゴリゴリラッパーだと思う。名前は緩そうで、事実歌っている内容も実にくだらないのだが、スタイルはハードボイルド。
CHAI – PINK 10 8 8 8 10 9 8 8=69
圧倒的大勝利。年間ベストでもかなり上位に食い込むこと間違いなし。聴け。絶対に聴け。
じゃあ洋楽行ってみよう
曲 構成 ノリ メロディ 中毒性 後味 表現力 好き=総合
Hater – You Tried 6 6 6 4 7 6 6 7=48
King Krule – The OOZ 6 6 5 6 7 7 5 6=48
Julie Byrne – Not Even Happiness 7 8 4 5 6 6 8 6=50
Julian Baker – Turn Out the Lights – 6 6 6 8 5 7 7 6=51
Fergie – Double Dutchess 8 5 7 9 6 6 5 6=52
Weezer – Pacific Daydream 7 7 6 8 6 5 7 6=52
Sam Smith – The Thrill of It All 7 8 6 7 7 6 8 6 =55
P!NK – Beautiful Trauma 8 6 7 9 6 7 6 6=55
Stereophoenix – Scream Above the Sounds 8 5 7 9 7 7 6 7=56
無骨なサウンドと漢の声。ハスキーボイスと言えば私にとってはステレオフォニックスかグーグードールズです。
Love Deluxe – Silk Mirage 8 7 7 8 7 6 6 7=56
XXXTENTACION 7 7 6 8 8 8 10 8=62
先日、音楽活動をやめると発表したXXXテンタシオン。シリアスな世界観は他のラッパーとは一線を画す。心つかまれる怪作。
Liam Gallagher – As You Were 9 8 8 9 7 7 7 8=63
もうBeady Eyeはこりごりだとみんなが思っている中発表されたソロ作品。え?そんな感じいけんの?と拍子抜けするほどまともでキャッチー。まるでリアムの作品のような For What It’s Worthはリピート必死。いまだに日本人はロックンロールの幻想を抱いていると笑われがちだが、リアムがそうさせているのだから仕方がない。
St.Vincent – MASSEDUCTION 8 9 7 8 8 7 9 7=63
前作よりカオスティックでシステマティック。わかるようなわからないような。つかめそうでつかめない音楽性。難解さを表には出さないけど潜れば潜るほど視界が悪くなる。
Four Tet – New Energy 9 9 7 8 8 7 8 9=6
前作の「Morning/Evening」以来かな?いつも期待以上のものをリリースしてくれるfour tetさん。今回もやってくれましたね。このジャンルでは一番彼が好きだし彼のおかげでこの世界に踏み入ることができたし、最高。ありがとう。夜聴きます。
Beck – Colors 10 8 8 9 8 9 8 10=70
来日公演もあったBeckの新作。いよいよ大物がずいぶんと明るいアルバムを出してきやがった。個人的には「Sea Change」みたいな湿っぽいアルバムが好きなんだけれど、このアルバムもシンプルに楽しい。相変わらずジャンルレスで、ちょっとだけBeack感がないような気もしたんだけど、でも私にとって大事なのはいかにBeckらしさを感じるかじゃなくて、楽曲を楽しめるかにつきるわけで。だから楽しい。楽しいは正義だ。
以上。今月はいいアルバムが多かった。年間ランキングも大きな変動がありそう。それでは最後の一か月。がんばって聴いていこう。