ここでは今年見事な復活を遂げた人に贈る。

ノミネート

青山テルマ

ELLEGARDEN





カムバック賞

DA PUMP

 

U.S.A.

今年はELLEGARDENとDAPUMPの一騎打ちだったが、新曲を出してそれが今年一番のヒットをしたという意味でも、DAPUMPに軍配。SONGSなんかのインタビューを見ても涙なしには語れないくらいメンバーたちの苦しい胸中があって、そのストーリーも込みでかっこいい。DAICHIの笑顔はただのビジネスライクなものではなくて、心から楽しんで、この状況に感謝している気持がビンビンと伝わってくる。彼らが大好きになったし祝福したいし、でも次の作品がしんどいっていう周知の事実を乗り越えなければならないのは大変だと思うから、来年に注目したい。

総評

やっぱりエルレは自分の高校時代の青春だし。彼らのおかげでロックを聴き始めて、音楽へののめり込みを加速させてくれた人たちだから、なんとしても夏の単独は行きたかったんだけど、やっぱりなかなかそうはいかなくて。2019年も何かしらアナウンスがあればいいなと思っている(もっぱらサマソニ希望である)。カムバックとは、再結成のアーティストに使うならまだしも、活動しているのに勝手にカムバックと称されるのはおそらく心外であることも多々あると思う。青山テルマなんてバラエティでのカムバックだろ、とすら思われているかもしれない。でもこの4年ぶりのアルバムは、彼女が本当に今好きな音楽を歌っていて、トレンドも抑えつつしっかりとネタ方向にも突っ走ってる。こんなにやりたい放題なのにちゃんとあるばむとして、JPOPとして収まっているって、本当にすごいと思う。凄いと思うけどまだだれも青山テルマの今年のアルバムについて語りもしないからちょっと寂しいのだ。だれか分かってほしい。カムバックノミネートにはしたが、まだまだ上がり調子のはずだ。2019年、カムバック賞を取った人たちの動向こそチェックしたい。

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