今月も聴いたアルバムをまとめたので参考にご覧ください。
アーティスト名 – アルバム名の順に表記しており、左から「曲 構成 ノリ メロディ 中毒性 後味 表現力 好き」を各10点ずつ、計80点満点で点数をつけています。あくまで現段階の主観的評価であり、客観的な作品の出来不出来を示すものではありません。あくまでどれくらいよかったかを可視化しただけです。気楽に見てください。そして気になったら聴いてみてください。

邦楽

PIGGS – HALLO PIGGS (5 5 7 5 4 4 4 4=38)
上田麗奈 – Empathy (5 5 7 6 7 6 6 5=42)
who28 – THE BENDS -EP (6 4 7 6 5 6 5 6=45)
lyrical school – PLAYBACK SUMMER -EP (5 4 7 6 6 7 6 6=47)
浪漫革命 – ROMANTIC LOVE (6 6 7 6 5 6 7 5=48)
Meitei 酩酊 – Meitei vol2 (7 6 6 6 6 6 6 6=49)
KEIJU – T.A.T.O (6 6 6 6 7 7 7 6=51)
麻倉もも – Agapanthus (6 7 7 8 8 5 5 5=51)
杏沙子 – ノーメイク、ストーリー (6 6 8 8 6 5 7 6=52)
空白ごっこ – A little bit (8 5 7 7 6 6 6 8=53)
TAEYO – ORANGE -EP (8 4 8 7 9 6 6 7=55)

Daichi Yamamoto – Elephant In My Room – EP (7 5 7 7 8 7 7 7=55)



Official髭男dism – HELLO EP (8 4 7 8 7 7 8 8=57)


HELLOもLaughterも宿命を超えてきて好き。



ヨルシカ – 盗作 (8 7 8 9 8 8 7 8=63)

もはや彼らを語らずに2020年の日本のポップシーンを語ることはできない。確実に重要作品のひとつだし、今までのヨルシカのあざといネットミュージック上がりなサウンドではなく、メジャーシーンに適応したサウンドになっているのも重要な点だ。

Mom – 21st Century Cultboi Ride a Sk8board(9 9 8 7 8 8 8 8=65)

Momほど成長著しいアーティストがいるだろうか。初期のリラックスした”チル”なラップソングから出発し、華やかでラフなラブを伝えていた彼は、1作品と弾き語り作品を経て、少なからずモデルチェンジを選んだ。もちろん今までのスタイルを継承をしているのは確かだが、もっとシリアスでクールなMomが見られる。ビートもエッジが効き、ソリッドな歌詞がとびこんでくる。若くて有望なかわいい男の子、という形容をすっかり脱ぎ捨て、一人の時代を引っ張るアーティストになった。2020年に聴くべきアーティストの一人。



米津玄師 – STRAY SHEEP (10 8 8 8 9 9 9 9=71)

これだけ期待されたアルバムも今年はなかっただろうし、それをしっかりと跳ね返すパワーを持った作品もなかったと思う。ほとんどベスト盤的な意味合いすら持つアルバムだけど、アルバムというパッケージ自体に価値を見出している。ただのベストヒット集じゃなくて、「馬と鹿」も「パプリカ」も「Flamingo」も「Teenage Riot」もきちんと一つの作品に同居していて、無理が生じていない。彼の中での一本の線が今見事に結実している。


続いて洋楽。

洋楽

曲 構成 ノリ メロディ 中毒性 後味 表現力 好き=80点

Rodrigo Carazo – Octogono (4 5 5 5 5 5 4 4=37)
Happyness – Floatr (5 6 4 4 5 5 4 5=38)
Lauren Bousfield – Palimpsest (5 5 4 4 6 6 4 5=39)
Clear Soul Forces – Forceswithyou (5 5 6 5 4 5 5 5=40)
Jordana – Something to Say – EP (6 5 6 6 5 6 6 5=45)
Washed Out – Purple Noon (6 7 5 5 5 7 6 6=47)
Overcoats – The Fight (6 6 6 6 5 5 7 6=47)
Modern Color – From the Leaves of Your Garden (6 6 8 6 5 5 6 6=48)
Victoria Monét – JAGUAR (6 7 6 5 5 7 7 6=49)
Nicolas Jarr – Tales (5 8 3 5 8 9 8 4=50)
Aminé – Limbo (6 6 6 6 6 7 7 6=50)
Siv Jakobsen – A Temporary Soothing (7 6 6 7 6 6 6 7=51)
MisterWives – SUPERBLOOM (7 7 7 6 6 6 7 6=52)
Magdalena Bay – A Little Rhythm and a Wicked Feeling (7 6 7 7 6 6 7 6=52)
Video Age – Pleasure Line (7 6 7 7 6 7 6 7=53)
Oliver Tree – Ugly is Beautiful (7 5 7 7 7 7 6 7=53)
Alec Benjamin – These Two Windows (7 7 7 7 6 6 6 7=53)
Banks – Cheap Sodas and Ice Cream Kisses (7 7 7 6 6 8 6 6=53)
cotoba – Name of the Seasons -EP (7 5 6 8 8 7 7 7=55)
Ana Gabriela – Ana (7 8 6 7 6 8 8 6=56)
Logic – No Pressure (7 7 7 7 6 7 8 7=56)
Genevieve Artadi – Dizzy Strange Summer (8 6 7 6 8 7 8 7=57)
Alanis Morissette – Such Pretty Forks in the Road (8 7 6 7 7 7 8 7=57)
Dalai Lama – Inner World (8 8 5 5 8 8 10 6=58)
Arca – KiCk i (7 8 6 6 9 8 9 6=59)

Duval Timothy – Help (8 8 6 6 9 8 7 7=59)



BTS – MAP OF THE SOUL : 7 ~ THE JOURNEY ~ (9 6 7 8 8 7 8 7=60)

「Dynamite」が米ビルボードで1位を獲得し、ついに世界の覇権を制したBTS。完成度の高さもさることながら、ここまで日本語バージョンがもったいなく感じる作品も珍しい。どうしても私は韓国語で彼らの音楽が聴きたいし、必要性をかんじないのだが、それでも「Stay Gold」は大傑作だし、カラオケで歌いたい(歌えない)作品だ。とりあえずしばらく聞き続ける。



Kacy Hill – Is It Selfish If We Talk About Me Again (8 8 7 8 7 8 8 8=62)

アメリカはアリゾナからのシンガーソングライター、Kacy Hill。聴いていて心地よく、歌えてしまいそうなくらいに馴染みの良いメロディのおかげで一気に好きになれた。




YUKIKA – Soul Lady (8 8 8 9 8 7 7 8=63)

日本人のアーティスト、YUKIKA。韓国に舞台を移し、見事な作品を創り上げた。一人の才能あるアーティストを開花させられるのはやはり韓国なんだと痛感する。日本に居続けて、これが果たしてできたのだろうか。
追加情報として、彼女も参加していた「THE IDOLM@STER.KR」というアイドルマスターを模した韓国のドラマがおもしろいそうだ。ぜひ観てみたいのだが、なかなか機会を得られず伺っている。