ここでは2019年に最も活躍したラッパーに贈る。

優秀賞

MIYACHI

Kohh

Dos Monos

Tohji

salu

舐達磨

曽我部恵一




大賞

BAD HOP

 
正直BAD HOPが何者かはよくわかっていない。メンバーの素性とか誰が誰とかもわからない。ただ、今の彼らの勢いはとんでもないことになってるし、事実11月にでたEP「Lift Off」はとてもつもない強度の作品だったことからも、最優秀賞に選んで文句はないだろう、という判断だ。

総評
去年からジャパニーズヒップホップにも手を出し始め、まだ去年には断片的にしか見えてなかったシーンが、今年はよりクリアに見えるようになった。もちろんそれで胡坐をかくつもりはないが、そうやってわかるようになるのはとてもいいことだと思っている。でも古くから知っているのでいうと、Kohhとか、もうそんなに前か~と感慨深くなることも出てきた。今年は勢いはTohjiが凄かったな。Mall Boyzが好きで、あ、これいいなあって思ってたらその中からTohjiが抜けてきた印象がある。最近で言うとMura Masaの来日公演のサポートとして出演したりと、精力的な活動が目立っているし、確実に2020年代の頭の目玉になるだろうと思われる。ちょっとラッパーって感じのラッパーなので(?)、ヒップホップになじみがない人は見た目で敬遠するかもだけど、すごく芸術性も高くて、しっかり聴けば聴くほどおもしろさが分かってくると思うのでぜひ。
曽我部恵一はアルバムが最高だったのでラッパー枠で。それくらいにナイスだった。



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