期待の新人
BROCKHAMPTON、聴き慣れない名前。ブロックハンプトン。やっぱり知らない。
私が知ったのは去年の冬くらいで、ようやく日本で話題になりだしてからだった。そもそも彼らは12人組で、ソロでも評価の高いKevin Abstractが主導となって作っているヒップホップグループ。全員が歌う、というよりは持ち場が決まっている感じ。ラッパーもデザイナーもエンジニアもDJもいる、みたいな。そんなカオスティックななんでもありのグループが日本初上陸だ。人種もセクシュアリティも様々なグループが作る音楽はメロウでソリッドなサウンドが持ち味。特にKevin Abstractがやはり素晴らしい。
直近セトリ
7/13
NEW ORLEANS
ZIPPER
QUEER
GUMMY
STAR
J’OUVERT
DISTRICT
GOLD
SWAMP
SWEET
HONEY
BLEACH
GINGER
1998 TRUMAN
1999 WILDFIRE
BOOGIE
どのフェスでもあまり変わりない様子。これが今夏の固定セトリと考えてよさそう。
見どころ①
見どころと言っても音源もそんな知ってるわけでもないので一緒に勉強していこう。
ひとまずこの動画が全セット載っているのでこれを観ればだいたいわかるとおもう。冒頭の美しいストリングスの導入からキレッキレなラップが大人数で繰り広げられる。
見どころ②
入れ替わり立ち代わりで攻撃してくる怒涛のワード祭り。
Kevin Abstractだけにとどまらず、言葉と言葉をつなぎ合わせて攻め立てる楽曲は圧巻の一言。
攻撃的で圧も強そうな彼らだが、実はムーディな楽曲も多く、いわゆるラップのとっつきにくい部分は案外少ない。
でも、すごく下品な言い方をすると彼らを見ることはまさに時代の流れを目の当たりにすることになるしトレンディだと言えると思う。分かりやすくいえばタピオカみたいな。それはラップスタイルとか楽曲面でもそうなんだけど、このグループが作られる経緯や、オリジナルな組織で独自の活動をしている所も、セクシュアリティや人種を問わないところも、すごく来る2020年の前触れなような気もする。
というか、もうその下地は2010年代にできてしまっている。
見どころ③
とにかく期待値。サマソニ運営のトップの方も去年のコーチェラで彼らを見て以来呼びたかったと言っているし、実際世界のフェスでも引っ張りだこな彼ら。
耳の早い洋楽リスナーもこぞって絶賛する彼らを、観ないというのは少し意固地になってないだろうか。ここはいっちょその波に乗っかってみよう。
私も実のところよくわかっていない。わかっていないから気になる。でも音源だけで好きだ!ってわかる。詳しいことは分からなくても観てみたくなる。
どう?見たくなってきたでしょ。ライブでの迫力を味わってみたくなってきたでしょ。
まとめ
まずはみてみよう。そして世界の流れを肌で感じてみよう。ヒップホップ全盛と言われて久しいアメリカ音楽シーンをかき回す新生の来日公演は青田買いで間違いない。
セトリ予想
NEW ORLEANS
ZIPPER
QUEER
GUMMY
STAR
J’OUVERT
DISTRICT
GOLD
SWAMP
SWEET
HONEY
BLEACH
GINGER
1998 TRUMAN
1999 WILDFIRE
BOOGIE
プレイリストも用意したので予習用にどうぞ。