ここでは、ジャズやコンテンポラリーミュージック、オーケストラ、その他グローバルな楽曲を制作したミュージシャンに贈られる。
優秀賞
MISIA
アジャテ
東京事変
永田利樹
Satoshi Oka
Merzbow
minus(-)
吉田一郎不可触世界
大賞
toconoma
今年リリースされたアルバム「VISTA」の軽快なリズムと心地よい音色にすっかり癒された。toconomaといえば「relive」が一時期有名だったのを記憶しているが、それ以来の再会で、ずいぶん長い間自分はこの素晴らしいアーティストをおざなりにしていたなあと反省している。ジャズとは言ってもかなりアップテンポでメロディアスな部分も多く、とっつきやすいのも私好みだ。痛快なアルバムをリリースしたtoconomaが最優秀!!!
総評
毎年このジャンルはメジャーアーティストが少ない分、よりコアなアーティストを紹介できるので楽しい。今年も復活した東京事変に始まり、日本の民族的な音楽からアフリカンなリズムまで世界各地の音楽を融合させたグローバルなバンド・アジャテ、藤井麻輝の企画であるminus(-)など勢ぞろい。ジャズからコンテンポラリー、グローバルミュージックまで幅広いジャンルを取り扱うこの賞だからこそのカオス感であり、グッと掴まれるクセをもった一流ばかりなのでぜひ一度それぞれ聴いてみてほしい。
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