ずいぶんと遅くなりましたが、当ブログでは11月から4月までを上半期と設定しており、もう3か月が過ぎようとしていますが、すこしここで上半期に大好きだった楽曲たちを紹介しようと思います。

indigo la End – 名前は片想い

サウンドメイキングがいつも秀逸なインディゴ。川谷絵音という個人名よりバンドとしての存在感の方が印象強く、そのバランスの良さがいい。

緑黄色社会 – ピンクブルー

緑黄色社会のピンクブルーは他者ばかり気にして自分に向き合えない若者の写し鏡なのか

YOASOBI – アイドル

爆発的な勢いでアニメとともに世界を席巻する楽曲。なぞったようなラップパートは賛否分かれるだろうが、自分はYOASOBIというグループがここまでなじみをもってあのような歌唱をできるようになったのは、彼らを含めてネット発のボカロカルチャーが積み上げてきたものだろうし、そういう部分では素晴らしいパートだと思うしその結晶にも思える。どう考えてもいままの旧態的なJPOPグループにはなかったサウンドと歌唱だし、その部分はずっとすごいと思っている。ただちょっと曲がむずかしすぎるのもある。ボカロ特有の盛り込み文化ここに極まれり。

君島大空 – 世界はここで回るよ

君島大空でしか感じられない感情があって、そしてこの曲はもっともそれを刺激する。まさにこのビジュアルが表すような”木漏れ日”が脳裏に浮かぶ楽曲。

Official髭男dism – TATTOO

安田 レイ – Circle (with Yaffle)

Laura day romance / sweet vertigo

アップテンポもの中に憂いとか哀愁とかを自然に混ぜ込むことができるバンドだと思う。ギターが切なさを増し、歌声が哀愁を増す。大好きでずっと聴いている。

三浦透子 – 風になれ

映画「そばかす」で主演を務めた三浦透子が主題歌も歌っている。楽曲を提供したのは羊文学。セルフカバーもしているが、それを聴くまでもなく一聴してすぐに羊文学だとわかるシグネチャーがこの曲には多分にある。透き通った曲だが不穏さは隠せていなくて、そのアンビバレントさは映画にもシンクロしている。構成自体もシンプルだしギターも印象的に使われているため複雑性はなく、聴いているだけで納得感が生まれる。

iri – season

RADWIMPS – KANASHIBARI feat.ao 

こっちのほうがいいよね、radwimps。もうやっぱりロックバンドには戻れない気がする。今っぽい洋次郎とスタンダードな洋次郎が混在しているのも新しい幅にも聞こえるし、aoの選出とその使い方はそこらへんのくだらないコラボソングよりはるかに上出来で、ひさびさにラッドに帰ってきた感じがする。

以上です。もっといろいろ好きな曲はあるけれど、これくらいにして、引き続き下半期もよろしくお願いします!!