久しぶりに洋画でしっかりミステリーを見た。ゴーンガール以来だ。
んまあ要するに
[wpex more=”続きを読む” less=”閉じる”]男はやばいよ[/wpex]
時間軸戻っていく系(どんどん当時のことが分かっていく系)はプロットさえきちんとしていたら大体なんでもおもしろい。これももれなく面白い。けどまあまあ動機がアホすぎて、「人間ってこんなもんなんか」と若干がっかりもする。人間にね。
ただ女性たちの心の機微は結構複雑で同じように見えて違ったり、意外なところでつながっていたり。電車から毎日見ていた見知らぬ夫婦が意外なとこでつながっていって殺人事件に巻き込まれていって。。。
「プラダを着た悪魔」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のエミリー・ブラント主演で、世界中でベストセラーとなった同名のミステリー小説を映画化。監督は、「ヘルプ 心がつなぐストーリー」のテイト・テイラー。夫と離婚したレイチェルは、毎朝通勤電車の窓から見える、見ず知らずの「理想の夫婦」の姿に、別れた夫との幸せだった日々を重ねていた。ある朝、通勤電車の窓からレイチェルの目に飛び込んできたのは、「理想の夫婦」の妻の不倫現場だった。そして、その女性は間もなく死体となって発見され、唯一の目撃者として、レイチェルに周囲から疑惑の目が向けられてしまう。主人公レイチェルをブラントが演じ、「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」のレベッカ・ファーガソン、「マグニフィセント・セブン」のヘイリー・ベネット、「ドラキュラZERO」のルーク・エバンスらが出演。
主人公の女性はアルコール中毒で、寄ったら記憶をなくす質の悪いタイプ。それがあだとなって事件はカオスになっていくんだけど。
そういえばつい最近おなじように記憶をなくして女子高生にキスを迫った袖のないおじさんがいたんだけど、この映画を見たら「強制わいせつでよかった。殺人を犯す前に酒辞めよう」とでも思ってくれるだろうか。
やっぱり飲んでも飲まれるなは名言だと思う。自意識あってこそのお酒だよね。主人公みたいに水を装うべく水筒に酒を入れてストローで飲んだりしてはいけない。ストローで酒って飲んだら酔い早そうだけれども。
なんといっても主役のエミリーブラントの憔悴っぷり。アル中で妄想癖でヤバ目の人を演じてる。まさかプラダを着た悪魔のテンパりアシスタントの人とは思えない。まあ若干プチってるところは同じだけど。ちなみにマイケルブーブレの元カノだそう。現在は別の俳優と結婚してるらしい。
お、マイケルブーブレ!?これは音楽の話が…できねえわ笑
マイケルブーブレについて詳しく語ってくれそうな人今度探します。
あとヘイリーベネットが魅力的な人やった。テイラースウィフトをすっぴんにしたような。きになるな。ドキドキする。
エンディングの音楽の不協和音っぷりがすごかった。携帯のバイブみたいな音もずっと鳴ってるし気味の悪い音楽だなあ。って。こんなすべてが明らかになったのに暗い気持ちにさせる映画もそうない。こんな映画のクラックアップってどんなかんじなんだろう。やっぱり海外はハグとかして「イェーーーーーイ」みたいなことになるんだろうか。血まみれで。