余計な首はつっこまないほうがいいんだろうが、やっぱり気に食わないので・
ロッキンがトレンド入りしてるからHP覗いた。
予想の10倍くらい酷かった。 pic.twitter.com/SW6mnXWGaS— 食パンくん (@bread_shockpan7) June 10, 2022
このツイートにリプする人、引用リツイートする人の多くが「ロックじゃない」と口にしている。その多くの真意が「反体制なのがロックなのに国の言いなりになっている」というものだ。
それ自体は別に構わない。個人的にもロッキンの不織布マスク限定とか二重マスクとか、無邪気に「そうだよね~」とは思えるかというと怪しい部分はある。問題はそこではない。彼らの素性が問題だ。
どれもこれも、「ロックじゃない」とののしる人たちのプロフィールを覗いてみると、「反コロナ、反ワクチン、コロナはただの風邪、国の陰謀」などという文言ばかり。ツイートもどれをみても反コロナに関するものばかり。ロッキンを楽しみにしている様子もなければ、ロッキンについてつぶやいたこともない。なんなら音楽のことなんて一度もつぶやいていない。
別に音楽のことについてつぶやいていないからロックについて語ってはいけないというわけではないが、さすがにあまりに性根が腐りすぎている。私はロックかどうか議論は数年前に書いた記事でケリがついているうえに、正直どうでもいいと思っているし、ロックに執着もない(というのは普段当ブログの年間ベストや月間アルバムランキングを見てくださっている方にはご理解いただけるはずだ)。
ただ、それにしてもロック云々語ってはいるけど実情は反コロナの主義主張を押し付けたいだけで、それはロックを冒涜しているし、音楽を、フェスを、それに携わる人を冒涜している。普段興味もなければ見も聞きもしないくせに、マスクの指示がある文言があればなんだって批判してやろうという底意地の悪さが突き抜けている。いくらなんでも限度ってもんがある。
なんて思ったりして、ああ、またつまらないものを斬ってしまった、と石川五右衛門のようなセリフが脳内で繰り返される。