対象作品・・・筆者が2021年に観た作品すべて(発表年は問わない)
全42作から各賞を選考する。
第百八十回映画と音楽のレビュー~ザ・サークル~
第百八十一回映画と音楽のレビュー~ミッドナイト・スカイ~
第百八十二回映画と音楽のレビュー~ペット 檻の中の乙女~
第百八十三回映画と音楽のレビュー~6アンダーグラウンド~
第百八十四回映画と音楽のレビュー~ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド~
第百八十五回映画と音楽のレビュー~ミッドサマー~
映画と音楽のレビュー~シカゴ7裁判~とおぎやはぎ小木についての”私見”
第百八十六回映画と音楽のレビュー~浮き草たち~
第百八十七回映画と音楽のレビュー~悪魔はいつもそこに~
第百八十八回映画と音楽のレビュー~海底47m~
第百八十九回映画と音楽のレビュー~アイアムアヒーロー~
第百九十回映画と音楽のレビュー~Mid90s~
第百九十一回映画と音楽のレビュー〜1917 命をかけた伝令〜
第百九十三回映画と音楽のレビュー~ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー~
第百九十四回映画と音楽のレビュー~ヤクザと家族~
第百九十六回映画と音楽のレビュー~モキシー 私たちのムーブメント~
第百九十七回映画と音楽のレビュー~IT イット “それ”が見えたら、終わり。~
第百九十八回映画と音楽のレビュー~サマーウォーズ~
第百九十九回映画と音楽のレビュー~トップガン~
第二百回映画と音楽のレビュー〜ビリギャル〜
第二百一回映画と音楽のレビュー~あの頃。~
第二百二回映画と音楽のレビュー〜監視資本主義: デジタル社会がもたらす光と影 〜
第二百三回映画と音楽のレビュー~ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ~
第二百四回映画と音楽のレビュー~チェリーボーイズ~
第二百五回映画と音楽のレビュー~マスカレード・ナイト~
第二百六回映画と音楽のレビュー~サマーフィルムにのって~
第二百七回映画と音楽のレビュー~トリプル・フロンティア~
第二百八回映画と音楽のレビュー〜こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話〜
第二百九回映画と音楽のレビュー~ダウンサイズ~
第二百十映画と音楽のレビュー~パニックルーム~
第二百十一映画と音楽のレビュー~CUBE 一度入ったら、最後~
第二百十二回映画と音楽のレビュー~ゴジラvsコング~
第二百十三回映画と音楽のレビュー~AIMYON TOUR 2020 “ミート・ミート” IN SAITAMA SUPER ARENA~
第二百十四回映画と音楽のレビュー~DUNE デューン 砂の惑星~
第二百十五回映画と音楽のレビュー~クロース~
第二百十六回映画と音楽のレビュー~トムとジェリー~
第二百十七回映画と音楽のレビュー〜僕たちはみんな大人になれなかった〜
第二百十八回映画と音楽のレビュー~天使のくれた時間~
第二百十九回映画と音楽のレビュー~花束みたいな恋をした~
第二百二十回映画と音楽のレビュー~ザ・ファブル~
第二百二十一回映画と音楽のレビュー〜ラストナイト・イン・ソーホー〜
第二百二十二回映画と音楽のレビュー〜浅草キッド〜
エキサイティング賞
ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー
シナリオ賞
サマーフィルムにのって
音楽賞
AIMYON TOUR 2020 “ミート・ミート” IN SAITAMA SUPER ARENA
美術賞
ミッドサマー
撮影賞
1917 命をかけた伝令
主演男優賞
綾野剛
主演女優賞
トーマシン・マッケンジー
(ラストナイト・イン・ソーホー)
助演男優賞
大泉洋
(浅草キッド)
助演女優賞
伊藤沙莉
(僕たちはみんな大人になれなかった)
ノンフィクション賞
監視資本主義: デジタル社会がもたらす光と影
監督賞
アーロン・ソーキン
(シカゴ7裁判)
最優秀作品
サマーフィルムにのって
総括
今年のナンバーワンは「サマーフィルムにのって」期待以上の充実度で、期待以上の演技と構成。こまかな指摘とかは野暮で、それ以上に大きなテーマとメッセージがあるのでそちらに軍配が上がる。伊藤万理華の表現力は美しく、彼女を支える祷キララと河合優実もすばらしかった。みずみずしさは時にあざとさにも変わるが、その境界線ぎりぎりをいく、万人が楽しめる青春エンターテインメント。今年はどちらかというと邦画のほうが印象に残っているのが多く、「浅草キッド」や「僕たちはみんな大人になれなかった」「やくざと家族」など、演技力が光る作品が目立った。一方で海外は「シカゴ裁判7」、「モキシー」などといった社会派かつユニークな作品が映画やドラマでよく見かけた気がする。2022年はより多くの回数映画館に足を運んでたくさんの映画に触れたいなあという毎年掲げながらなかなか達成できない目標を抱えていきます。