ダークヒーローであるヴェノムが主人公の映画。トムハーディといえばマッドマックスのイメージだけど、トラブルメーカーの記者役はなんだかこわい。こんなに迫力のある記者あんまりいないのでは。 ダークヒーローシリーズはあまり見たこ・・・
「映画レビュー」の記事一覧(2 / 14ページ目)
第百七十七回映画と音楽のレビュー〜フェアウェル〜
中国で生まれアメリカで育ったルル・ワン監督が自身の体験に基づき描いた物語で、祖国を離れて海外で暮らしていた親戚一同が、余命わずかな祖母のために帰郷し、それぞれが祖母のためを思い、時にぶつかり、励まし合うながら過ごす日々を・・・
第百七十六回映画と音楽のレビュー〜スケートキッチン〜
若者の群像劇、とでも言おうか。全体的にインディ感が満載のストリートカルチャーの英語だった。そりゃスケートなんだからそうなんだけど。 米ニューヨークのガールズスケーターたちの友情と絆を描いた青春映画。クリスタル・モーゼル監・・・
第百七十五回映画と音楽のレビュー〜もう終わりにしよう〜
Netflixで公開されている映画なのだが、未見の人のためのアドバイスとしては「死ぬほど気分が悪いから気をつけてね」と言えるだろう。こな「気分が悪い」ってのは、誰かを貶(おとし)めたり、傷つけたりする意味ではなく、ただひ・・・
第百七十四回映画と音楽のレビュー~WAVES~
本来であれば上半期に上映されるはずだったWAVES、コロナの影響で延期になり、7月上映に。 音楽ファンならだれしもワクワクして待ち望んでいたに違いないと勝手にタカをくくっているが、その内容については賛否両論だ。 「イット・・・
第百七十三回映画と音楽のレビュー~ナイヴズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密~
ライアンジョンソンが下したミステリーをダニエルクレイグが熱演。 実は007シリーズも観たことない私はダニエルクレイグ作品を観るのはほぼ初めて。彼を認識してみるのは間違いなく初めてである。寡黙で冷酷な007のイメージが付き・・・
第百七十二回映画と音楽のレビュー~彼らが本気で編むときは~
生田斗真がトランスジェンダー役を演じて話題になった作品。 凄く丁寧に、じっくりと関係性や葛藤を描いた作品で、その細かさに納得。 ただ、それに伴っておもしろいかと問われればそれはまた別問題で、若干くどかったり面倒な描写やあ・・・
第百七十一回映画と音楽のレビュー~TENET~
コロナのせいで映画業界も散々で、映画館も根こそぎライフを奪われていく。大手シネコンくらいしか持ちこたえらる余力もなく、小規模なシネマはあからさまに悲鳴を上げている。そのせいで映画自体も話題になりにくく、大きな作品は今夏生・・・
第百七十回映画と音楽のレビュー~ドライヴ~
ライアンゴズリングがひたすら寡黙でハードボイルドな映画。 「きみに読む物語」「ブルーバレンタイン」のライアン・ゴズリング主演で、昼はハリウッド映画のカースタントマン、夜は強盗の逃走を請け負う運転手として働く孤高の天才ドラ・・・
第百六十九回映画と音楽のレビュー~ピーターラビット~
実はなかなかハードなお話で有名なピーターラビット。私も含め、多くの日本人にとってピーターラビットはさらに描かれたキャラクターかなにかの存在でしかなく、動くピーターラビットを、ましてや原作のピーターラビットを愛読している人・・・