今月が2020年の音楽の締め切り。ここまでが今年度のベストアルバム対象となります。
2020年間音楽まとめ

例によって
曲 構成 ノリ メロディ 中毒性 後味 表現力 好き
の8項目で点数化しています。この点数は私が後で簡単に振り返るためにつけた簡易的なものであり、客観的な作品の出来不出来をあらわすものではありません。ご了承ください。

オレンジスパイニクラブ – 非日常 (5 5 7 6 3 4 4 5=39)
クレナズム – eyes on you – EP (6 4 6 5 6 7 6 6=46)
流線形&一十三十一 – Talio (6 6 5 6 5 7 6 6=47)
UNISON SQUARE GARDEN – Patrick Vegee (7 5 8 6 5 6 5 6=48)
高橋優 – PERSONALITY (7 6 6 6 6 7 8 6=50)
君島大空 – 縫層 (6 6 6 6 7 7 6 6=50)
yonawo – 明日は当然来ないでしょ (6 6 6 7 7 7 7 6=52)
清水翔太 – period (8 4 7 7 6 7 9 6=54)
TORIENA – PURE FIRE (7 7 8 6 8 6 7 7=56)
みゆな – reply (7 6 8 8 7 7 7 7 7=57)

ウ山あまね – Komonzo – EP (8 4 8 6 10 6 8 7=57)

年末にきてまた新しいアーティストに出会えた。感謝。ずっとへんてこだけど聞き飽きない、中毒性の高いアーティストだ。

maco marets – Waterslide III (8 6 8 7 8 7 7 7=58)

彼女のサーブ&レシーブ – SERVICE ACE (8 7 7 8 8 7 6 7=58)

藤原さくら – SUPERMARKET (8 7 7 9 7 8 9 8=63)

大衆性を求めることは立派だし素晴らしいことだけれど、それでそのアーティストの魅力が半減してしまうなら本末転倒なわけで、それを取り戻してほしいななんておせっかいを焼いていたのが藤原さくら。彼女にはこのブルースとしっとりとした歌声が相応しい。

LEX – LiFE (9 7 8 7 9 7 8 8=63)

ヒップホップ界最後のリリースかな、LEX。色々ヒップホップを聞いてきた一年の集大成となるのは彼の作品で、それにふさわしく攻撃的なサウンドと

tricot – 10 (9 8 10 8 7 7 8 9=66)

今年二作目のアルバム。どちらも好きだけど、冒頭の「おまえ」の痛快なロックナンバーで一気に心もってかれたのは大きい。その後もtricotらしさ満載のロックチューンで、楽しいという感情を常に味わせてくれた。

続いて洋楽です。同じく「曲 構成 ノリ メロディ 中毒性 後味 表現力 好き」の80点で評価しています。

Anjimile – Giver Taker (6 6 6 5 4 5 5 5=42)
Rush Week – Past Lives (6 5 6 6 5 5 5 4=42)
Pip Blom – Boat (5 6 5 5 4 7 5 5=42)
Dej Loaf – Sell Sole Ⅱ (6 6 7 5 5 6 6 5=46)
Lyra Pramuk – Fountain (6 6 5 4 8 8 6 6=47)
Nothing – The Great Dismal (6 7 6 5 6 6 5 6=47)
Future & Lil Uzi Vert – Pluto x Baby Pluto (5 6 7 5 7 6 6 6=48)
Hello Forever – Whatever It Is (5 8 5 5 7 6 7 6=49)
Ariana Grande – Positions (8 6 7 8 6 6 8 6=49)
Yellow Days – A Day in a Yellow Beat (7 6 6 6 6 6 7 6=50)
Bryson Tiller – T R A P S O U L (Deluxe) (7 6 6 6 7 6 6 7=51)
Jim-E Stack – EPHEMERA (7 7 7 6 7 6 7 6=53)
2 Chains – So Help Me God! (7 7 7 6 6 6 7 7=53)
Nothing But Thieves – Moral Panic (7 6 8 6 6 7 7 7=54)
Swanny Ivy – It’ll Be Over Soon (Side A) (8 7 6 7 6 7 7 7=55)
Fleet Foxes – Shore (7 7 6 6 7 7 8 7=55)
Common – A Beautiful Revolution (Pt 1) (7 8 6 6 7 8 6 7=55)
Oneohtrix Point Never – Magic Oneohtrix Point Never (8 8 6 6 8 6 8 7=57)
Washington – Batflowers (7 7 6 9 6 8 8 6=57)
Kylie Minogue – DISCO (8 7 7 8 7 7 7 7=58)
James Blake – Before – EP (8 4 7 7 8 8 9 8=59)
Sen Morimoto – Sen Morimoto (8 7 8 7 7 8 7 7=59)

Sufjan Stevens – The Ascension (8 7 8 7 8 7 7 7=59)
Futuristic Swaver – Swag Society 2 (7 7 9 7 9 7 7 7=60)

Joji – Nectar (8 8 8 8 10 8 9 8=67)

一聴するだけで素晴らしさの片鱗がつかめる、2周してその美しさに気付く。Jojiの類い稀なる表現力はますます磨きがかかっている。Yves Tumorをフィーチャリングした「Reanimator」のような楽曲も、Diploとの共作である「Daylight」も共にJojiらしさを感じられる。その幅の広さがJojiだ。速くAPPLE MUSICにでも使われて日本に浸透すればいいのに。

Bring Me The Horizon – POST HUMAN: SURVIVAL HORROR (9 7 10 8 9 8 8 9=68)

待ってました、と一言。このガツンと来るのど越し、もはやBMTHでしか味わえない中毒性。実験的な作品を経てリリースされた作品は、既発曲のYUNGBLUDとのコラボ、そしてBABYMETALのコラボ、これだけでおなかがいっぱいだ。どんどんキャッチーにエモくそして破壊的なパフォーマンスを極めていくBMTHがだいすきだ。

BTS – BE (9 8 8 9 8 9 10 9=70)

もう何も言うことはない。最後から最後までポップでダンサブル。これが最後の大きな作品かな。

以上が2020年の作品となる。これらは全て2020年間ベストの対象作品となるので、ぜひ、2020年間音楽ランキング、並びに2020年邦楽アルバムランキング1002020年洋楽アルバムランキング100をよろしくお願いいたします。