ここでは最も優れた歌詞を作ったアーティストに贈る。

優秀賞

C.O.S.A.

米津玄師

laura day romance

Kamui

春ねむり

七尾旅人

森山直太朗






大賞

warbear

ガリレオの続編「沈黙のパレード」が公開された年に音楽界のガリレオ、Galileo Galileiが再始動を発表した尾崎雄貴のソロプロジェクト、warbearがアルバムを発表した。そのリード曲でもある「気球だよ」を筆頭に、warbearらしい日常とその中にあるいろいろな感情を丁寧に紡いでいる。

総評

赤裸々に自分を語るC.O.S.A.から始まった2022年は、内省的な雰囲気も継続しながら、よりポジティブで連帯を歌ったものが増えたような気がした。その中で圧倒的な情報量と示唆に富む素晴らしい作品を仕上げた米津玄師といった、パーソナルな感情とは切り離されたプロフェッショナルな歌詞もみられたのが2022年。アフターコロナの時代として、2023年にもってくるムードはいったいなんだろうか、そんなことを意識しながら聴いていきたい。




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