この時期になると彼女のいない男共は「リア充爆発しろ」と叫ぶ。もう10年近くそんな言葉が飛び交ってる。そして誰一人爆発して木っ端みじんになっていない。虚しい。君たちの言葉に何の力もないんだ、と現実が証明してくる。辛い。

クリスマスが一人であることを誰かのせいにするのは止めよう。そんなのなんにも報われない。じゃあどうするのか、このまま指をくわえて眺めてろってことか。

大丈夫。我々には”マウントを取る”という特技があるではないか。クリスマスをカップルで過ごすような奴はどうせ軽薄でカルチャーの事なんか一つも知りっこない頭すっからかんの性欲チ●コのサルだ。
だからそんな奴らが聖夜に室内で、あるいは車内で聴いている音楽はどうせくだらないに決まってる。だから私が教えてやる。お前らいつまでクリスマスラップ聴いてるんだよ(いや名曲だけどさ)。さっさとその竹内まりや捨てろよ(いや素晴らしいアーティストだけどさ)。マライアキャリー聴いても英単語一つ知らんだろTOEIC800点取ってから聴け(思わず聴くとテンション上がるよね)。

だからこの私がクリスマスソングをアップデートしに来た。もう時代はこれだよ?と。その30年前のワム!を聴くのは止めなさい。いや、聴くのはいいんだけど雰囲気づくりのために流すだけならちょっとセンス死んでるぞ。そんなんだから会社自慢と年収自慢しかできないバーベキューが趣味のオワコンエリートになるんだぞ。ちょっとは服装以外のセンス磨け。あと選挙行けバカ。



Why Don’t We – With You This Christmas

いいかよく聞け。今すぐその20世紀産のロッカバラードとディスコミュージックを手放すんだ。アレクサでももう少しましな曲選ぶぞ。アレクサ以下だぞ。AIが仕事奪うとか言われてるけどもうお前たちの選曲機会は奪われてるぞ。でもそんなアレクサを使いこなすサイコパスマザコン糞野郎はもっとキモイぞ。


彼女におかんの肉じゃが食わせる奴のセンスはもれなくウンコ



Joji – SLOW DANCING IN THE DARK

もはやお前らにはクリスマス縛りである必要などない。どうせ英語わかんないだろ。雰囲気良ければなんだっていいんだろ。
だからなにかとすぐにYOUTUBEで「おしゃれジャズBGM集」みたいなの検索して流すんだろ。クソだな。ゴミかお前らは。その作曲者も知らないし知る気もないオムニバス集かけて我が物顔してんじゃねえ。お前のセンスじゃねえよ。
そんでもってJojiとか聴いとけ。いい曲だから。で「これ日本人らしいよ」「海外でめちゃくちゃ活躍してるんだよ」と話しやすいネタもあるから使っとけ。大丈夫。それだけでお前の女は「すごーい!!!」「物知り―!!!」ってなるから。



Harry Styles – Wonderful Christmastime

いいよ。知ってる曲聴きたいんだろ?お前らみたいな頭すっからかんのカルチャーに対する愛ゼロのエリートは聴いたことある曲じゃないとたえられないんだろ?知ってる。だから用意したよ。でもさ、さすがにいまもうクソじじいになったような古い曲を聴くのは仮にもエリート名乗っていい服着てオシャレぶりたいやつのすることじゃないぞ。今はハリースタイルズバージョンを聴くんだ。分かってるか。当たり前だろ。



羊文学 – 1999

いやもうクリスマスに日本の曲流すなよ。”クリスマス”だっつってんだろ。どこの国の話だと思ってるんだ。
まあいいや。せめて流すならもう低俗な日本語カバーじゃなくてオリジナルソングにしよう。
羊文学の寂しさを内包した煌びやかなクリスマスソングはどこか温かみがあって優しい。そこに甘えるのが一番良い。



Taylor Swift – Lover

もう最悪これ聴け。でベッドいってくれ。頼むわもう、いいよこれで。自分の大好きな曲だけどあげる。大事にしろよ?少なくとも一回はちゃんと歌詞見て泣けよ?そしてとびっきりのタイミングで流してください。テイラーなら「知ってる!」と彼女との話題のきっかけにもなるだろうし。ああ、なんて素敵な夜だ。竹内まりやとかやってる場合じゃねえ。

まとめ

素敵な夜をお過ごし下さい。ファッキンメリークリスマス。