こんなに俗っぽいタイトルでいいのだろうか。ここまで頭悪そうで5秒で思いつきそうなタイトル、モデルプレスじゃあるまいし易々とつけるんじゃないよ、と自分に言い聞かせて、本題に入る。

私はガリガリなので、筋肉なんてものは存在しないし、食べれど食べれど太ることは現在のところ不可能に近い。

だけれど、世の中には「筋肉は裏切らない」という言葉があるらしい。別に筋肉が裏切るんじゃなくて自分が筋肉を、あるいは体を裏切っているわけで、よくそんな責任転嫁してるなと冷ややかな目で眺めているが、筋トレがメンタルヘルスにも一役買っているという話はよく聞くので、無駄ではないのだなという認識はある。

大学を卒業するとき、教授に「次あったときに筋肉モリモリになってないでね」と言われたのを覚えている。サラリーマンをやって暇になってくるとある程度意識の高い人間は大抵筋トレにハマるとか。残念ながら意識は低いし筋トレも行っていないので当時となんら体型に変化はないが、とはいえ筋トレが大切なのは理解している。

そこで、筋トレに励むなら筋肉の歌を聴くのが一番ではないか、と、思ってもないけどとりあえず筋肉の歌がある程度集まったので記事でも書くかという下心はひた隠しにした表向きの記事の目的を表明したところで、さっそく紹介していきたい。

ケロポンズ – チェケマッチョ!

ひそかな大スターケロポンズの筋肉ソング。マジでとりたてて話す事はないが、自分がこの仕事来たとしても断ってるだろうから、タレント芸人さんってすごいなあと思う。基本アンパンマンショーみたいな子供向けイベントの司会進行とかもやりたくないくらいにああいう役作りが苦手な私にとっては尊敬しかない。

打首獄門同好会 – 筋肉マイフレンド

イマドキの筋肉ソング、と言えばこれ。打首獄門同好会の筋肉マイフレンド。まあメタル、ハードロックと筋肉の相性は当然ながら抜群で、何の違和感もないが今まで世界中誰もやってないのが不思議なくらいだ。

筋肉の動きだけで楽器を演奏するおっさん

ふと思い出したが、筋肉の動きだけで楽器を演奏するおっさん、というタイトルそのままの動画が一時バズっていたなと思い出した。そんな無茶な、という当然のリアクションを引っ込めてしまうくらいの説得力をもつおっさんの勢い。ごり押し。ツッコミは野暮なことは楽器から火を噴いている時点で察してほしい。

惡Smith – MACHO MAN

「見てみたいかチンチン」という聞きなれない日本語が飛び出すこの楽曲こそ至高の筋肉ソングではないだろうか。いや、過言だ撤回する。

とはいいつつ結構この曲お気に入りで、地上波の筋トレシーンとかでBGMとして採用してほしい。非常に治安が悪くなりそうで楽しみだ。

Village People – Macho Man

で、さっきの楽曲には元ネタがあり、それがこちら。もはや説明不要の筋肉ソング。元祖筋肉ソングにして最高の筋肉ソング。だいたいみんなこれを使う。オリックスの吉田正尚もこの曲。いい加減これから離れろよって思うけどこれ以上がないのでしょうがない。Village Peopleってなにかとネタ曲で話題が尽きないし一生擦られ続けるので、本当に強い。

なかやまきんに君 – ザ☆マッソーサイズ

2021年、なかやまきんに君が歌手デビューした。そんなことを知っている人がどのくらいいるだろうか。なんというサイレントデビュー。そして当然テーマは筋肉について。でも意外と楽曲自体はしっかりしているし、きんに君もしっかり歌いこなしている。楽曲としての成立具合に驚くとともに、わきを固める女性のマッチョ度合いが絶妙で、「あ、再生回数ガチで狙ってるな」というのが透けてみえる。

以上が筋肉ソングだ。もっとネタに走るならアンダーグラウンドにはいくらでもいるだろうけど、とりあえず抑えておくべき楽曲は一通り紹介できたのではないだろうか。

みなさんもこれらの筋肉ソングを聴きながら筋トレに励んでほしい。私は絶対にやらない。