ここでは最も素晴らしいコラボをしたアーティストに贈る。

優秀賞

ストレイテナー×秦基博

SOIL&”PINP”SESSIONS feat.Yojiro Noda

小沢健二とSEKAI NO OWARI

椎名林檎&トータス松本

DAOKO×米津玄師

DAOKO×岡村靖幸




大賞

MIYAVI VS 三浦大知

 

ギターとダンス、ありそうでなかったコラボ。クセとクセのぶつかりあい。こんなにかっこいいコラボはそうない。まさに今年のナンバーワンコラボ。





総評

いつも私が疑問に思っていることは、日本のフィーチャリング文化の根付かなさだ。もっと言えば、フィーチャリング表記の少なさである。上記の優秀賞の中にも「~~feat.」表記はSOIL&”PINP”SESSIONSとRADWIMPSの野田洋次郎がコラボした「SOIL&”PINP”SESSIONS feat.Yojiro Noda」だけである。他は「×」であったり「と」や「&」表記ばかり。これには深い理由がありそうだ。例えばだが、feat.だとゲスト扱いになるのでマージンが少なくなるのでビジネス上対等な関係を表すために「×」を使っている、とか。でなければダサすぎる。理由があってほしい。でも、今はJASRACみたいな考えが通用する時代じゃない。価値観は変わっていくならビジネスも変わっていく。いくらマーケットが世界相手と比べると小さいとはいえ、原盤権やら著作権やらでいちいちもめてると結局売り出すタイミングを間違えてセールスにつながらなくなる。聴いてもらって口コミしてもらうことこそヒットの最大要因。メディアが持ち上げて聴くような時代じゃない。ビジネスには精通しても音楽の聴き方についてのマーケティングができていないのではと素人ながらに思うことが度々ある(何様だ)。


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