ここでは最も素晴らしいカバーに贈られる。セルフカバーは含まれない。

優秀賞

MAN WITH A MISSION – Fantasista

MIYAVI – Get Wild

MONO NO AWARE – およげ!たいやきくん

後藤真希 – SWEET 19 BLUES

挾間美帆 – Can’t Hide Love

長谷川白紙 – 帰って来たヨッパライ

大賞

さかいゆう feat. Ovall, Michael Kaneko, Hiro-a-key, さらさ – DOWN TOWN

さかいゆうがそれぞれ個性的な活躍をするシンガーを集めシュガーベイブの名曲をカバー。さかいゆう自体は去年の優秀賞に引き続き今年は大賞を受賞。まったくもって驚きのないほどに攻めるべきアーティストがシティポップにしっかりとアレンジしているので、本職がやればそりゃ最高だよな、って感想にしかならない。でも過剰なアレンジでごちゃごちゃせず、シティポップが持つ味はまったく変わらずさかいゆうのファンキーさがプラスされただけだ。

総評

今年出そろった楽曲はいずれもカバーの定番とは少し違う、個性的な楽曲が並んだように思う。その中でも長谷川白紙の”帰って来たヨッパライ”はドラマ”オレは死んじまったゼ!”の主題歌でもあり、その組み合わせの妙がハマっていたように思う。そのほか歌ってみたが人気の後藤真希が満を持してカバーアルバムをリリースしたりDragon Ashのトリビュートアルバムがあったりと、今年も豊富な一年だった。

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