冒頭から「part1」なんて表記があって、「あ、、これは、、、」と嫌な予感がした通り、全く終わる気配のない話。これ続編ありきだと中盤から気付き、ラストで「ほらでたあ」と一言。

「新しき世界」のパク・フンジョン監督が最強アサシン少女の戦いを描き、韓国で大ヒットを記録したバイオレンスアクション。ある特殊な施設で育てられ、8歳の時に逃げ出したジャユン。記憶を失った彼女は、助けてくれた酪農家の娘として暮らすことに。それから10数年後。頭に異変を感じるようになったジャユンは、その手術費用と経済状況の厳しい養父母のため、賞金目当てでオーディションを受けることを決意。しかしテレビ番組であるマジックを披露したことから、謎の男たちに追われる身となってしまう。出演は「嘆きのピエタ」のチョ・ミンス、「サスペクト 哀しき容疑者」のパク・ヒスン、「新感染 ファイナル・エクスプレス」のチェ・ウシク。「のむコレ2018」(18年11月3日~、東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋)上映作品。

映画.comより

続編が嫌いというわけではないが、全部そろっているならまだしも、まだ制作中だったり、一般的に出回ってなかったりすると視聴スパンが空いてしまい、次のエピソード見るときには前回を忘れているというハメになりがちなので、見るなら固めてみたかった。くそお。

記憶の無い少女の話で、前半こそなんだかありきたりでものたりなさも感じるようなテンプレキャラと展開しかないのだが、後半に随分と全てを投げ出したかのように無双する主人公がみもの。これ以上は控えるが、まさに無双。私は無双する主人公に弱いので、それだけでヘラヘラ笑ってみてしまうし、楽しんでしまう。

音楽

ヒョンチョルという方の楽曲。冒頭で田んぼ道を爽快にトラックで駆け抜けるシーンで使われていた(と思います)。

主演のキム・ダミはこれが初主演。大抜擢にして大活躍、一躍トップスターに。なにより彼女の存在は「梨泰院クラス」で多くの人に知られている。現在韓国でもトップクラスの人気と話題性を持つタイムリーな女性である。そんな彼女の出世作でもあるので要注目。