誰かをトピックとして取り上げて書くときは、それなりの知識がないと難しい。そもそも量がかけない。量があればいいわけではないけど、知識がないと同じことを繰り返してしまったり嘘を書いたりしてしまう。

だから私が書くときは、インタビューを読み込んだり曲を一通りは聴いて、付け焼き刃だったとしてもそれなりの装備はしていく。

今回はUVERworldなんだけど、はっきり言ってなんの知識もなければ愛も少ない。正直言ってあの類は苦手とする部類だ。中学生か高校生の時に初めて「浮世CROSSING」で彼らを見た時に、うぉ…きっつ…とか思ってた。ファーつけてナルシストみたいな歌い方は受け付けなかった。それはV系が苦手な自分の価値観からくるものだと思う。


いま聴くとちょっといいなって思ってしまった。



だから決して交わることはなかった。でも大人になってきて邦楽全体を見渡せるくらいになってきたら、ちょくちょく彼らの名前は嫌でも聞くようになる。それくらい人気のあるバンドだからだ。

ちょっとYouTubeでライブ映像みたりして。そして「あっつ…きっつ…」とか思いながらも「いいこと言ってんな…」なんて事も感じたり、複雑な感情を抱いていた。

今では嫌いだなんて全く思わないし、カッコいいバンドだなと心の底から思っている。楽曲は聞かないし自分の憧れるファッションでもないしライブパフォーマンスも好きなジャンルではなくても、ロックシーンに必要な存在である事は明白だしもっと引っ掻き回して欲しいなと思う。

そんな彼らの部分的だが好きポイントがあるので紹介したい。ファンの方は共感してもらえると、ファンでなくてむしろ私と同じ苦手な部類な人には新発見になれば幸いだ。


    1.  ドラムがイケメン

ボーカルがイケメンで若くて年齢不詳なのは周知の事実だが、ドラムの真太郎もイケメンだ。しかも細身でマッチョで馬面の塩顔。BLとかで真っ先に襲ってくるタイプ。やばい。腐女子歓喜。そして自分も歓喜。いや、腐女子ではないけど。。

ドラムのスキルはもちろんだけど、スマートに、時に情熱的に叩く様は楽曲の良し悪し関係なく見てられる。個人的に”性的に魅力を感じる男性ドラマー”ランキングで5本の指には入る。ちなみに他はRIZEの金子ノブアキと9mm Parabellum Bulletのかみじょうちひろなどがいる。二組とも音楽性は好みではなくても見てられる。

 

 2. KINJITOが好き

「THE ONE」というアルバムに収録されているKINJITOという曲が好きだ。唯一好きな曲だ。きっかけはライブ映像。相変わらずドラムを見つめてたらこの曲に痺れた。ドラムがいいんだよね。力強くて、でも単調にならないドラムフレーズ。各々のソロパートもあったりしてライブ映えする。


以前Uverファンにこの曲が好きだと伝えると「なんでそれ?」と言われたがむしろなんでこれじゃないのか。



3. ちょっと無茶な事してるけど愛くるしい

いつだったっけなー、Underworldの「Born Slippy」をバンドコピーしてたことがあって、洋楽ファンから「いやいやいや笑笑」と失笑を買っていたのをよく覚えてる。たしかに無理があるし、あんまりその辺刺激するとすぐ文句つけてくる洋楽ファンが出てくるのに、それを承知でやってしまうところが好感持てる。


個人的にはそれなりに好きだ。よくここまでの完成度にしたなって気持ちがあるし、英語もよく頑張ってる。

中々やりたくてもハードルが高くて批判されがちなコピーだけど果敢に挑んで、しかも自分たちなりの解釈でバンドアレンジしてるのは素直に感心する。




ということでUverworldの好きなところを3つあげてみた。他にも知っていることはあるが、特に好きでも嫌いでもない情報ばかりなのでこのくらいにしておく。

みなさんもあまり語らないバンドの好きなところ、一回挙げてみてはどうだろう。