ここでは今年見事な復活を遂げた人に贈る。

ノミネート

Cocco

TH eROCKERS





カムバック賞

NUMBER GIRL

 

今年初頭に流れた復活のニュースはあらゆる人たちを震撼させ、涙させた。ナンバーガール復活。これほど長い年月待たれ、切望されていたバンドも少ない。それは彼ら自身がまだ強い影響力を持っていたこと、年齢による劣化などが全く影響しないスタイルのバンドだったこと、フロントマンである向井秀徳がいまだに現役バリバリで、他のメンバーも全く引退しておらず復活できる状態は整っていたことも要因として挙げられる。
私はナンバガを一切通っておらず、「透明少女」だよね、くらいの認識しかない。それでも彼らの復活は素直にうれしかったし、それでみんなが感涙している様はやはりこちらも感動する。

総評

新人の登場ももちろんだが、かつてのスターの復活も、大きなシーンの転換点になりうる。あるいは、社会やシーンのモードがそういった動きを生み出す、という側面もある。いずれにせよ、無作為な復活はあまりない。ナンバガにしろ、去年のエルレにしろ、そういうモードがあるから復活するのだ。あるいはそれに触発されていろんな動きが始まるかもしれない。楽しみである。




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