3月に聴いたアルバムを整理しました。左から、曲 構成 ノリ メロディ 中毒性 後味 表現力 好きの項目で各10点、計80点満点で暫定的に評価しています。あくまで個人の感想であり、作品のクオリティを客観的に評価したものではありません。

今年の過去の月間アルバムランキングは以下です。

2020年12月アルバムランキング

2021年1月アルバムランキング

2021年2月アルバムランキング

では邦楽から。

SHACHI – CHASING -EP (5 3 6 6 5 5 5 5=40)

Karin. – solitude ability (5 3 6 6 7 5 5 4=41)

ももいろクローバーZ – 田中将大 (5 5 8 6 4 4 4 5=41)

sumika – AMUSIC (6 4 7 8 5 5 6 5=46)

HY – HANAEMI (5 6 6 5 5 6 7 6=46)

コレサワ – 純愛クローゼット(6 6 6 6 6 6 6 6=48)

フジファブリック – I LOVE YOU (6 7 6 6 7 7 6 5=50)

4s4ki – UNDEAD CYBORG -EP (7 4 7 6 8 6 6 7=51)

電波塔 -県道60号 -EP (8 5 6 7 6 7 6 8=53)

けっこう気に入っている。まだドはまりと言うほどではないが、じわじわとクセになりつつある。

Devil ANTHEM. – SS (7 7 9 6 8 5 6 6=54)

東京スカパラダイスオーケストラ – SKA=ALMIGHTY (8 8 8 7 6 6 6 6=55)

スカというジャンルを背負いながら「オールマイティ」を標榜し、それを体現するかのように、メタルやパンク、ロックジャズといったあらゆるジャンルをスカパラらしく上品に参照してくる。さすがベテランと唸りたくなる余裕のある作風に仕上がっている。

aiko – どうしたって伝えられないから (7 6 6 8 8 7 8 7=57)

パンデミック禍であっても彼女はいつも彼女らしく、そのスタイルを崩すことはない。キャリアが20年を超えた今も大きく変わらず恋愛ソングを書き続ける彼女のメンタリティとプロ意識には感心しかしないが、それでも飽きもせず聴き続けられるこの不思議さは解決することはないだろう。

大原櫻子 – l (8 7 7 8 7 7 7 7=58)

前作の「Passion」にもみられた脱ギタ女の趣が今作もより強くでていて、一人のシンガーとしての自立が印象的。ただ、タイトルが紛らわしく「l(エル)」なのはもう少し何とかならなかったのか、と、勝手に「I(アイ)」だと思い込んで、全く検索に引っかからなかったことを腹いせに少々不満げでもある。

DISH// – X (8 7 7 8 8 7 7 7=59)

DISH//ブレイク後のニューアルバム。確実にセールスが狙える重要なタイミングでリリースされたアルバムは、去年ドロップされたEPとはまた違った、王道かつ洗練されたサウンドが並ぶ堂々とした作品。個人的にはNulbarichのJQがプロデュースした「QQ」が好み。もちろん、メンバーが作詞作曲している「あたりまえ」や「rock’n’roller」もウェルメイドで、全体的なクオリティの高さがよくわかる。

続いて洋楽です。

Orlando – Romeo Took the Girl -EP (5 6 5 5 6 6 5 5=43)

Indigo Sparke – Echo (6 6 5 5 6 6 6 6=46)

Katy Kirby – Cool Dry Place (5 7 5 6 6 7 7 5=48)

Tigers Jaw – I Won’t Care How You Remember Me (6 6 6 7 7 7 6 6=51)

Architects – For Those Wish to Exist (6 6 8 6 6 7 7 6=52)

KINGS OF LEON – When You See Yourself (7 5 8 6 6 7 6 7=52)

Julian Baker – Little Oblivions (7 7 6 6 7 7 6 6=52)

Goat Girl – On All Fours (7 7 6 7 6 7 7 7=54)

SHINee – Don’t Call Me (8 6 8 8 6 6 7 7=55)

ASH ISLAND – ISLAND (7 6 8 8 6 6 7 7=55)

Cassandra Jenkins – An Overview on Phenomenal (7 8 6 7 6 8 6 7=55)

Haunted Disco – Gnossienne (7 8 5 5 8 8 8 6=55)

Roosevelt – Polydans (8 7 8 7 8 7 7 7=59)

Rooseveltの安定感と高揚感のミックスは中毒性が高い。今作も一押し。