ここでは、エレクトロやダンスミュージックに含まれる楽曲を制作したミュージシャンに贈られる。
優秀賞
kabanagu
koji nakamura
Cwondo
Xavier
seiho
jamesjamesjames
Soshi Takeda
HALF MILE BEACH CLUB
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
大賞
きゃりーぱみゅぱみゅ
今年の中田ヤスタカは違う!そう感じたのperfumeの「ポリゴンウェイヴ」からだ。原点に立ち返ったような作風に現代のアクセントをつけて、全く古くさくないシンプルでそぎ落とされた楽曲がリリースされて、私は彼の変化を感じることができた。きゃりーぱみゅぱみゅにもその変化は同様に現れた。「原点回避」という楽曲まさにそれを体現したような出来上がりで、原点回帰しながら回避もできている非常にクレバーなポジションの楽曲だった。そして今作のアルバムはまさに会心の一撃とも言おうか、それくらいにダンスミュージックに本腰を入れ、トランスの要素を盛り込んでよりカオティックな世界が仕上がった。
総評
koji nakamuraのアンビエント作品からseihoのダンスミュージック、THE RAMPAGEのポップスまで幅広く選出出来たと思っている。他ジャンルよりメジャーアティスとの競合が少ないジャンルなので、色々選択肢があるのがこの部門の楽しいところ。受賞には至らなかったものの、「Pokemon 25」というオムニバスアルバムにYaffleの楽曲も収録されていたがそれも大好きだし、「大豆田とわ子と三人の元夫」の主題歌を作成したSTUTSなど、話題が目白押しの一年だった。
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