はじめに

2020年を振り返る…という話になると、当然のようにコロナの話題は欠かせないわけで、それは相当つまらないし、もう正直自分でも飽きたし「コロナによってエンターテインメント業界が壊滅し…」的な文言はもう見たく聞きたくもない。でもそれがないと語れないし違和感まみれ異様な文章が出来上がってしまうのも事実。辛いけれど、受け止めねばならない。

ということで今年のノベルの活動を総括してみる。率直な感想も。

まずは今年初頭にとったアンケートから。ここから今年の活動方針が固まりました。

結果的にspotifyのpodcastを始めることにしました(YOUTUBEはやっていません。いずれやるかもしれません)。

podcast「Culture Club」始動

コロナによって時期は大きくずれ込みましたが、3月21日に無事第一回を配信。その後、ゲストを招きながら第22回まで配信してきました。ゲストに来ていただいた方をあらためてご紹介します。(敬称略)
第1回~第2回:テーマ「ノベルの音楽ルーツ」ゲスト:サイクロプス
第3回~第6回:テーマ「サマーソニック大阪」ゲスト:通りすがりのみ~お
第7回~第9回:テーマ「アニソン」ゲスト:かしま
第10回~第12回:テーマ「漫画」ゲスト:さかもと
第13回~第15回:テーマ「ラジオ」ゲスト:牛乳配達
第16回:テーマ「スーパーソニック」ゲスト:通りすがりのみ~お(2度目)、牛乳配達、猫背
第17回~第19回:テーマ「ドラマ」ゲスト:かしま(2度目)
第20回~22回:テーマ「ライブと配信」ゲスト:サイクロプス(2度目)

出演を快諾してくれた方々に感謝を申しあげます。ありがとうございます。
また、出たいと言ってくださっている方も数名いらっしゃることもうれしいの一言に尽きます。来年は必ず収録のために東京へ出張するので、適切な距離の元、行いましょう。
あと、始めの方にやる前提で話を進めていていたにもかかわらずコロナで収録が立ち消えになった方、お声がけさせていただいていてその後何も進展が無い方、申し訳ございません。こちらも必ず来年は行いたいです。

このラジオは単なる私の好奇心で始めたもので、言い訳がましいようですがクオリティを重視したものではありません。もしかすると、聞くに堪えないような話し方や展開の雑さ、ノイズ、録音環境の質の低さに驚かれる方もいるかもしれません。もちろん善処はしているのですが、なにぶん全くの素人の空き時間に行っているもので、かつ金欠に悩まされているため機材をそろえることもスタジオを毎回用意することもできず結果的に低クオリティになっていることに関しては申し訳ございません。この程度でご勘弁下さい。あるいはもしお力を貸していただける方がいらっしゃいましたら、遠慮なくTwitterなどでアドバイス、ご教示ください。

それでもわずかな再生回数ながら、確かに聴いていただいている方がいるという事実だけで続ける活力になっています。それだけがモチベーションです。あらためて感謝申し上げます。ありがとうございます。

で、来年以降ですが、引き続きこの感じでやっていこうかなと思っています。ずっと同じだといつか飽きられて聴かれなくなるのも目に見えているので、もう少しおもしろくなるような工夫は考えていきたいと思います。質問コーナーなど、ゲストではなく私に語ってほしいことなどを募集する企画も検討中です。もしなにかいい案があればこちらもぜひアドバイスください。
もちろんゲストも大募集中です。質問箱を設置しているのでそちらのメッセージからでも、TwitterのDMでも構いません。初めましての方こそ大歓迎です。人当たりはいいというお墨付きはいただいていますので、心配には及びません。

ブログ

では本題のブログ。更なる飛躍を誓って始めた2020年ですが、結果的に大きな成果は得られませんでした。私の言う成果というのは別に何かを指しているわけではありませんが、単純にもっとたくさんの人に読んでいただき、多くの反応をいただくことが前年と比べて増えなかったという意味です。純粋なアクセス数で言えば減少傾向にあります。これはひとえに自分の記事の成長の無さ、題材選びの失敗が挙げられます。もちろん、たくさん読んでもらうために嘘をついたり、適当な美辞麗句を並べて褒めたりすることはしたくありません。その方針は変えずに、それでももっと多くのリアクションがもらえるようなサイトにしていきたいと思っています。そのためにはよりユニークで面白くて人に読みたいと思わせる文章と惹きつけるタイトルを考えられる力をつけなければなりません。来年はもう少しインプットを増やし、満足していただけるような、切り口のおもしろいものをかけるように努力します。もちろん、今でも読んでいただいている方への感謝は尽きません。ありがとうございます。
大きく今年の記事を振り返ってみましょう。

紅白歌合戦で魅せたMISIAのステートメントとは

今年初めの記事。紅白でのパフォーマンスが話題になったMISIAのレインボーフラッグについて解説しています。

オーストラリアの火災に対するリアクションをまとめた

1月初頭に大きな話題になったオーストラリアの火災について、多くの著名人やアーティストがそれに対してリアクションを示しました。それを一部まとめたものです。

社会問題に一切触れられないミュージシャンたち

それに関連して、一切社会問題や政治的なことについて関与したがらないミュージシャンにあえて苦言を呈しました。

Novelbrightがいかにダサいかだけを語る

良いことなのかはわかりませんが、今年一番反応が大きかった記事です。まだ誰にも怒られていないのが不思議です。

「HOME」をテーマに掲げるsumikaは誰にも真似できない

sumikaをめいいっぱい肯定的に書きました。

聴かせることがミュージシャンであるという信条に頼りがちな日本人

日本アーティストのフェスにおける演出のシンプルさに疑問を持った時の記事です。

2020年の音楽はどうなる?

まさかコロナがこれだけ世界を一変させるとは思ってもなかったころに書いていた記事です。

 

DISH//がシンプルに素敵すぎる話

DISH//の新譜がよかったので書き殴りました。結果的に北村拓海は今年の顔にもなりました。

「POP × STEP!?」から見るSexy Zoneの開かれたポップスと新しい価値観について

大好きなSexy Zoneについて書かせていただきました。リクエスト企画です。

洋楽という言葉は古い?

OKAMOTO’Sとかいう”邦ロック界”の特異点

ご本人にもリアクションをいただいた記事で、アーティスト自身に認知していただけた記事は非常に珍しいです。

2010年代後半おすすめポップスまとめ

星野源の「うちでおどろう」とSHELLYの「STAY HOME」からにじみ出る文脈理解の大切さ

SHELLYの「STAY HOME」について考えました。

ヒップホップと大麻に関する課題と論考

B’zのギリギリchop選手権

リンクはすでに切れていますが、参考にどうぞ。

青山テルマは日本のCardi Bだ

青山テルマのすばらしさにもっと気付いてほしいという一心で書いてます。
バラエティタレントじゃなく、ヒップホップという観点から彼女の魅力に迫っています。

音楽にうるさい人のためのRADWIMPSのプレイリストを考えた

サブスク解禁されたことを祝して、音楽には色々と文句があるような厳しい人たちにも満足いただけるような通向けのプレイリストを作成しています。

2020年上半期アルバムまとめ

がんばってディスクレビューしました。

Vaundyという存在、リファレンスと勉強の必要性

今話題の新人について考察しています。

「何もない」を歌うyonige

今作が素晴らしかったので、書きました。

渡部の主観とオタクの主観は他人からは量られない

瑛人の「香水」から漂う野球部感についての考察

緑黄色社会はクセになるバンドではない

コロナによって塗り替えられた’20sと新たなアーティストの取り組みについて

年代別ベストアルバムを選んでみた

自分がいかに古い作品に触れていないかわかる記事です。

「悪意がない」恐ろしさ、野田洋次郎と明石家さんまと宮迫博之

悪気はなくても、それが横行する気持ち悪さは隠しきれません。

大好きなJAMES BLAKEの楽曲10選

珍しく海外ミュージシャン依ついて語っています。ベストミュージシャンの一人でもあるJames Blakeについて、長々と語っています。

フェス文化の恩恵を受けてるのは実はベテラン勢かも

アーティストのアルバム1日1枚ずつ全部聴く~アジカン編~

ハンブレッダーズが最底辺と名乗る必要性を考え直す

赤い公園というバンド、津野米咲という音楽家

津野米咲の訃報に寄せて。

渋谷すばるを恐れるな

渋谷すばるをきちんと批評してあげるのも、それもまた彼のためである。と思って書きました。

年間ベストを選ぶ前に聴いてほしい楽曲たち

これらが全てではありませんが、個人的に気に入っているものを抜粋しています。

また、毎月楽曲とアルバムをリスト化し、膨大な情報量となっている「月間アルバムランキング」「月間楽曲ランキング」は2020年音楽ランキングにまとめているので、そちらをご確認ください(現在作成中)

フェス

今年は2年ぶりに妄想フェス「Mannequin Festival」を開催いたしまた。だれも観ていなかった2年前3年前とは違い、今年はいくつかのリアクションや実際に聞いてくれていた人もいたみたいで、これには感無量というほかありません。ブログはある程度のアクセスは見込めますが、この妄想フェスははっきり言って0人でもおかしくない内容で、それが今回リアクションがあったというのは本当に奇跡だと思っています。ありがとうございます。
詳しい内容は、当公式HPをご覧ください→Mannequin Festival 2020/Twitterアカウント→@MannequinFes
2021年も実施するかはわかりませんが、時間と心に余裕があればやりたいなとも思っております。気長にお待ちください。

ツイキャス

今年は3度のツイキャスを実施しました。イケボでもなく、顔出しするわけでもなく、そもそもなにかについて語るわけでもなく、だらっと30手前のおじさんとおしゃべりするだけのよくわからない企画に付き合っていただき誠にありがとうございます。音楽を流すだけより、何かを発信した方が良いという知見を得たので、引き続き何かタイミングがあればやっていたいなと思っています。
ツイキャス→https://twitcasting.tv/otakatohe

小話

当ブログとは関係ありませんが、サブ垢(@otakatohesub)で小コラムみたいなものもやっています。音楽の話というわけでもなく、どちらかといえば生活に密接な、自分の人生について語るアカウントです。興味ない方がほとんどだと思いますが、よろしければこちらもお願いいたします。

 

まとめ

以上が2020年の活動報告と総括です。色々なことにチャレンジしてきて、ちょっとそういった活動にもやる気がみなぎってきたので、2021年も新しいことに挑戦したいなと今は思っています。あり得るとしたらyoutube開設が手軽に実践できそうではありますが、公開するコンテンツが決まっていないのでまずはそこからかなと。あとは何か小さな催しなどができればいいなと思っています。「イベント!!!」というほどの事ではなく、内々で楽しくできればそれでよしです。

何はともあれ、まずは魅力的な人間になることが大切ですね。Twitterを眺めていると、あれよあれよと影響力をつけて大きな存在になる人をどうしても見かけてしまい自分と比較して落ち込むという無駄な行為もあるんですが、もう少し言及してもらえるような、それくらいの存在感はだしていきたいですね。承認欲求だだもれの締めになってしまいましたが、2021年も引き続きよろしくおねがいいたします。

おしまい